ツアーニュース

豪雨短縮の新規大会 36ホールに縮小の可能性

2013/05/24 10:16
豪雨短縮の新規大会 36ホールに縮小の可能性

 

 現地時間23日に開幕予定だった米女子ツアーのピュアシルク・バハマLPGAクラシック(バハマ、オーシャンクラブGC)は同地を襲った豪雨の影響でコースの一部が完全に水没。すでに72ホールから54ホールへの短縮が決まっているが、さらなる縮小の可能性が高まってきた。

 今年からスケジュールに加えられた新規トーナメントが華々しく開幕するはずだった木曜日。コースでは釣り竿を手にしたステイシー・ルイス(米)とブリタニー・リンシコム(米)が現れ、フィッシングを楽しむ異例の光景が目を惹いた。

 そんな中、主催者は苦汁の決断を迫られている。オーシャンクラブGC18ホールのうち6ホールがプレー不可能な状況にあるため、残り12ホールによる決着を試みるというのだ。水没したホールを除くためレイアウトを大幅に変更。10番からスタートして6番、7番、4番、5番を回り、11番、12番、13番、14番、2番、3番、8番の計12ホールを3日間プレーする見込みとなった。試合は36ホールを消化しないと成立しないため、12ホール×3日間の計36ホールで成立させたい意向だ。

 1989年のケンパー・オープンでやはり豪雨のためレイアウトを18ホールから16ホールに変更して大会が行われたことがあるが、12ホールに縮小されるのは極めて異例の事態。ちなみに前回36ホールによる決着を見たのは2007年のハナバンク・コロン選手権までさかのぼる。

 今大会は予選カットなしで行われ、最終的に70位タイ以内に入った選手に賞金が分配されることになっている。思わぬ波乱に見舞われた新規大会。果たして今後の展開は……?

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. 豪雨短縮の新規大会 36ホールに縮小の可能性
×