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短期決戦で日本勢はスタートダッシュならず 3人が暫定首位

2013/05/25 11:12
短期決戦で日本勢はスタートダッシュならず 3人が暫定首位

 

 豪雨でコースが水浸しになり、1ラウンド12ホール(パー45)、3日間で36ホールと異例の短期決戦で雌雄を決することになった米女子ツアーのピュアシルク・バハマLPGAクラシック(バハマ、オーシャンクラブGC)。現地時間24日に1日遅れの開幕を迎えたが、第1ラウンドは雷雨のため3時間近い中断を挟んで進行が遅れたため、27人がホールアウト出来ずに日没サスペンデッドとなった。

 前代未聞の展開となった新規トーナメント初日、暫定ながら首位に並んだのは6アンダー39をマークしたヘザー・ヤング(米)とシルビア・カバレリ(伊)、それにまだ第1ラウンドをプレー中のマリアージョ・ウリベ(コロンビア)の3人。1打差の暫定4位タイにアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)ら4人が並び、4アンダー41の暫定8位タイにスーザン・ピーターセン(ノルウェー)ら11人がつけた。

 暫定トップのカバレリが「どんな状況でも私たちはプロなんだからプロらしく与えられた仕事をするだけ」と言えば、ヤングも「自然には勝てません。試合が始まったこと自体が嬉しい。今日プレーした12ホールは少なくてもとても良いコンディションでした」と変則トーナメントにも不満は一切口にしなかった。

 一方、スタートダッシュが期待された日本勢はノーボギーの3バーディをマークした宮里美香が暫定19位タイにつけたのが最高。宮里藍は2アンダー43で暫定38位タイからのスタートとなり、バーディを1つも奪えず2オーバー47にとどまった有村智恵は暫定115位タイと大きく出遅れた。

 大会を成立させるためには少なくとも36ホールを消化しなければならない。初日のキャンセルに続く第1ラウンドのサスペンデッド。前途多難な展開は選手の忍耐力が試される。ちなみに予選カットは行わず、全員が36ホールをプレーした後、70位タイまでに賞金が分配されることになっている。

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