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P.ミケルソン逆転V圏内! 首位は未勝利のS.ステファニー

2013/06/09 08:43
P.ミケルソン逆転V圏内! 首位は未勝利のS.ステファニー
米男子ツアーのフェデックス・セントジュード・クラシック3日目。P.ミケルソン(米)が5アンダー65をマークして、6位タイまで順位を上げた。(写真提供:AP/アフロ)

 

 ツアー通算41勝のフィル・ミケルソン(米)が尻上がりに調子を上げ、逆転優勝を射程圏内にとらえた。

 全米オープン(現地時間13〜16日/ペンシルベニア州、メリオンGC)を次週に控え、最高峰メジャーの前哨戦と位置づけられている米男子ツアーのフェデックス・セントジュード・クラシックは現地時間8日、テネシー州のTPCサウスウインドを舞台に第3ラウンドの競技を終了。この日、首位に8打差の22位タイからスタートしたミケルソンが1イーグル、6バーディ、3ボギーの5アンダー65をマークして通算7アンダーまでスコアを伸ばし、単独トップに浮上しツアー初Vを狙うショーン・ステファニー(米)に5打差の6位タイまで順位を上げた。

 前日のトーナメントリーダー、ハリス・イングリッシュ(米)はスコアを1つしか伸ばせず、通算11アンダー単独2位に一歩後退。通算8アンダー3位タイに米女子ツアーで活躍するレクシーの兄ニコラス・トンプソン(米)の他、パトリック・リード(米)、スコット・スターリングス(米)がつけている。

 次週、過去5回2位(タイを含む)に入りながら未だ勝利のない全米オープンで悲願の優勝を狙うミケルソン。最終調整のつもりで出場している今大会で本来の調子を取り戻しつつある。「日を追うごとに噛み合って来ているのは良い兆候。出だしの1番でボギーを叩いたけれど、2番で難しいバーディパットを真ん中から沈められたのが大きかった」と話す。

 だが、「風も弱かったしピンポジションも難しくなかった。もう少し(スコアを)伸ばせても良かった」と取りこぼしがあったことを打ち明けた。残り18ホールは「持てるすべてを出し切って、出来る限りスコアを伸ばし、リーダーに迫りたいね」と今季2勝目に意欲を見せている。

 その他の主な選手では、通算6アンダー8位タイにパドレイ・ハリントン(アイルランド)、がつけ、ディフェンディング・チャンピオンのダスティン・ジョンソン(米)は通算5アンダーで、イアン・ポルター(英)らと並び11位タイ。同大会過去2勝のジャスティン・レナード(米)が4アンダー66で回り通算4アンダー18位タイまで順位を上げている。

 尚、日本勢唯一出場の今田竜二はすでに予選で姿を消している。

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