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有村12位タイ 首位のM.プレッセルにI.パークが迫る

2013/06/09 10:08
有村12位タイ 首位のM.プレッセルにI.パークが迫る

 

 ツアールーキーの有村智恵が上位争いに踏みとどまった。

 米女子ツアーの今季メジャー第2戦、ウェグマンズLPGA選手権は現地時間8日、ニューヨーク州のローカスト・ヒルCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。途中降雨に見舞われる難コンディションの中、快調に飛び出したのが前日首位と1打差の2位タイにつけたモーガン・プレッセル(米)だ。メジャー最年少V記録で2007年のクラフト・ナビスコ選手権に優勝して以来のメジャー2勝目を狙うプレッセルはこの日も4バーディ、2ボギーの安定したゴルフを披露。通算6アンダーまでスコアを伸ばし、後続に2打差をつけ単独首位に立った。初日が雨の影響でキャンセルとなったため、最終日に強行される36ホールで5年ぶりの優勝を狙うことになる。

 また、この日躍進したのが今季メジャー初戦(クラフト・ナビスコ選手権)を制しているロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のインビー・パーク(韓)。第2ラウンドのベストスコアタイとなる4アンダー68をマークして、通算4アンダーでシェラ・チョイ(韓)と並び2位タイに浮上した。通算3アンダー4位タイに申智愛(韓)、エイミー・ヤン(韓)らがつける展開となっている。

 日本勢では有村智恵が健闘した。「ティーショットはほぼ完璧だった」と本人が言う通り、フェアウェイを外したのはわずか1ホール。持ち味のアイアンの切れ味も戻り2バーディ、2ボギーのイーブンパー72にスコアまとめ、通算1アンダー12位タイとまずまずのポジションをキープしている。明日は36ホールの長丁場。「メジャーの最終日に36ホールを回るのは初めてですが、集中して頑張りたい」とさらなる上位目指し、全力で駆け抜けるつもりだ。

 昨季の同大会で2位タイに食い込んでいる宮里美香は好調なパットで1アンダー71にスコアをまとめ、通算4オーバー47位タイで予選を突破。宮里藍は初日乱れたドライバーの「修正が上手くいった」と語ったものの、惜しくもパットが決まらず3オーバー75。上原彩子と共に通算5オーバー60位タイで決勝ラウンド進出を決めている。

 一方、第1ラウンドで出遅れた上田桃子は通算9オーバー96位タイ、メジャー初挑戦となった片平光紀は通算11オーバー114位タイで予選突破はならなかった。

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