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混戦続く欧州ツアー 5打差に34人がひしめく

2013/06/15 08:50
混戦続く欧州ツアー 5打差に34人がひしめく

 

 全米オープンの裏で行われている欧州ツアーは依然として混戦が続いている。

 同ツアーのオープン ナジェッティ・ホテル&ゴルフ(仏、セントオメールGC)は現地時間14日、第2ラウンドの競技を終了。この日ノーボギーの5アンダー66をマークしたロバート・ディンウィディ(英)が通算4アンダーとし、前日のトーナメントリーダー、テジャート・ヴァンダーウォルト(南ア)と首位の座を分け合った。

 1打差の3位タイにサイモン・ウェイクフィールド(英)、クリス・ハンソン(英)らがつけ、通算2アンダー6位タイにダニエル・バンシック(アルゼンチン)、ダニエル・ブルックス(英)、ジャスティン・ウォルターズ(南ア)ら。全米オープンと同週開催とあってランキング上位の選手は出場しておらず、上位は軒並みツアー初優勝を狙う選手が顔を揃え、首位から5打差以内に34人がひしめく混戦が続いている。

 首位に並んだ30歳のディンウィディは「ステディなゴルフが出来てとてもハッピー。火曜の朝に腰を痛めたときには棄権も考えたし、まったく自分に期待していなかったけれど、こうして優勝が狙える位置にいられて最高」とツアー初優勝に照準を合わせる。

 一方、この日4つのバーディを奪いながら同じ数のボギーを叩いて後続に追いつかれたヴァンダーウォルトは「序盤は良かったけれど、今日はショートゲームが上手くいかなかった」とパープレーの内容に不満を口にした。

 また、この日3位タイでホールアウトしたウェイクフィールドがキャディをつけず、自らバッグを担いで回るという珍事が発生した。というのも専属キャディがけがのためリタイア。「ローカルのキャディを雇うのもイヤだったし、経験のあるキャディをこれから探すのも難しい。雨でも降らない限り自分ひとりで大丈夫」と言う39歳のベテランは、この日3アンダー68の好スコアをマーク。ウェイクフィールドもまたツアー初Vを狙うひとりだ。

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