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松山が2位タイ好発進! 石川は大乱調で最下位タイ…

2013/06/20 18:33
松山が2位タイ好発進! 石川は大乱調で最下位タイ…
若手同組対決に注目が集まったが、石川(写真左)と松山(同右)は大きく明暗が分かれる第1Rとなった。(写真提供:ISM)

 

 国内男子ツアーの今季公式戦第2戦、日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hillsは20日、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブ 西コースを舞台に第1ラウンドの競技を終了。松山英樹、石川遼が同組というペアリングが話題を呼んだ今大会だが、初日を終えて首位と2打差の2位タイと好位置につけた松山に対し、石川は2ダブルボギー、5ボギー(1バーディ)の「80」を叩き、棄権した中嶋常幸を除く最下位タイという波瀾の幕開けとなった。

 10位タイに入った全米オープンから19日に帰国、コンディションが心配された松山だが、それを払拭する快心のラウンドを見せた。1番でバーディ奪取に成功すると、2番パー5では2打目をピン右1メートルにつけて難なくイーグル。6番でもバーディを奪い4アンダーで前半を折り返す。後半に入っても勢いは変わらず、2バーディ、1ボギーでスコアを1つ伸ばし、5アンダー67の2位タイと好スタートを切った。全米オープンでの16万8,530ドル(約1,600万円)を含め、現在までに獲得した賞金は8,861万9,907円。今大会2位(タイなら2人まで)に入れば石川の持つプロ23試合目での最速記録を大きく更新する、7戦目での“1億円プレーヤー”となる松山から明日以降も目が離せない。

 一方、松山と対照的なスタートを切ったのが同組の石川。松山がイーグルを奪った2番で痛恨のダブルボギーを叩くと、その後もパッティングで精彩を欠き4番、5番で連続ボギー。前半だけで4つスコアを落としてしまう。後半は出だしの10番でバーディを奪ったものの、12番、14番、15番でボギー。17番ではこの日2つ目のダブルボギーを叩き、2011年の第1ラウンドで記録した「83」に次ぐワーストの8オーバー80で、棄権選手を除く最下位の124位タイと低迷している。

 7アンダー65をマークしたチョ・ミンギュ(韓)が単独首位、松山と並ぶ2位タイには浅地洋佑、ハン・リー(米)、S・K・ホ(韓)。前週、ツアー競技ではないものの12年目にしてプロ初優勝を飾った宮里優作が3アンダー69で藤田寛之、谷口徹、平塚哲二らと並ぶ11位タイにつけている。松山、石川と同組だったディフェンディング・チャンピオンの藤本佳則は2オーバー74の85位タイと出遅れた。

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