タイガー、左ひじ故障で全英OPまで戦線離脱…

　タイガー・ウッズ（米）が左ひじ故障のため、連覇のかかる米男子ツアーのAT＆Tナショナル（現地時間27〜30日／メリーランド州、コングレッショナルCC）を欠場することを決めた。

　左ひじを最初に痛めたのは5月のザ・プレーヤーズ選手権。最終日の14番で、ティーショットを池に入れ、ドロップした3打目をラフから打った時のこと。この試合は優勝したものの、次に出場したザ・メモリアル・トーナメントで65位タイと散々な結果に終わっている。

　先週の全米オープン初日に、大会特有の深いラフからのショットで左ひじを悪化させてしまったタイガー。「全米オープンから帰ってきて検査をしたら、左ひじの筋に問題があるようだ。医師は2〜3週間休むように言うので、治療に専念して全英オープンに備えます」と、全英オープン（現地時間7月18〜21日／スコットランド、ミュアフィールド）まで試合を欠場することを明言した。

　AT＆Tナショナルは、タイガーの主宰するタイガー・ウッズ・ファウンデーション（基金）が大会スポンサーの一角を担っているトーナメントであり、ディフェンディング・チャンピオンでもあることからコースに顔だけは出す予定だが、復活ムードに水を差す故障だけに気になるところだ。