賞金ランクNo.1＆2の森田と堀が同組で激突　横峯は金字塔『100』狙う

　ツアー最少ストローク記録で今季2勝目を挙げたばかりの新鋭、堀奈津佳が、賞金女王に向けて突き進む森田理香子との直接対決に挑む。

　国内女子ツアー前半戦の最後となる第18戦、日医工女子オープンゴルフトーナメントが5日、富山県の八尾カントリークラブで開幕。初日の組み合わせは、今季すでに3勝を飾り賞金ランキング首位の森田と同ランク2位の堀がイ・ボミ（韓）を交えて同じ組で激突する。

　1987年米女子ツアー賞金女王、岡本綾子の弟子で豪快なゴルフが身上の森田と、勢いのある堀。旬の2人の対決はファンとってはうれしい限り。それだけにバーディ合戦が見られることを期待して多くのギャラリーが集結するに違いない。

　一方、今季16試合でトップ10が4回と、ツアー2勝目に迫りながらなかなか手が届かずにいる金田久美子も参戦。さらに連続予選通過記録を更新中で、今大会で予選を通れば『100』の金字塔を打ち立てることになる横峯さくらも出場。大記録と共にシーズン2勝目を目論んでいる。横峯と同じ組では、今季好調の吉田弓美子、なかなかエンジンのかからない服部真夕の2人がプレー。人気者が揃う組だけにこちらからも目が離せない。

　また、ディフェンディング・チャンピオンとして大会に臨む昨季の賞金女王、全美貞（韓）は3月のヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ以来の今季2勝目を狙う。