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J.ワグナー首位再浮上 B.ハース2週連続Vに意欲

2013/07/07 09:49
J.ワグナー首位再浮上 B.ハース2週連続Vに意欲
2位タイからスタートしたJ.ワグナーが6アンダー64をマーク。通算14アンダーで単独トップに浮上した。(写真提供:AP/アフロ)

 

 今季絶不調だったジョンソン・ワグナー(米)が首位に返り咲いた。

 米男子ツアーのザ・グリーンブライヤー・クラシックは現地時間6日、ウェストバージニア州のザ・オールド・ホワイトCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。初日トーナメントをリードし、この日2位タイからスタートしたワグナーが7バーディ、1ボギーの6アンダー64をマークし、通算14アンダーで再び単独トップに躍り出た。

 2打差の単独2位にジミー・ウォーカー(米)、4打差の単独3位にジョナス・ブリクスト(スウェーデン)がつけ、注目の19歳ジョーダン・スピース(米)が通算9アンダー4位タイの好位置をキープ。また前週のAT&Tナショナルに続く2週連続Vを狙うビル・ハース(米)が終盤の3連続バーディで通算8アンダーまでスコアを伸ばし7位タイへと順位を上げた。同じく7位タイには前週アメリカ自己ベストの3位タイに食い込んだドンファン(韓)がつけている。

 昨年ソニー・オープン・イン・ハワイでツアー通算3勝目を挙げた後、低迷が続いていたワグナー。ひと頃たくわえていた口ヒゲを剃って登場しているが、今季はここまで出場18試合中予選落ち11回と良いところがない。最後にベスト10入りしたのが昨年3月のアーノルド・パーマー招待だから、かれこれ1年以上優勝争いから遠ざかり、現在賞金ランキングは148位。「去年優勝しているから来年までシードはあるけれど、やっぱり欲しいのは賞金シード。トップ125以内(賞金シード)を確定出来るように最終日も頑張りたい」とワグナーはようやく訪れたチャンスに一発でシード獲得を決める気満々だ。

 久々の勝利を目指すワグナーに対し、前週勝ったばかりのハースは6打差ながら逆転圏内に浮上。「疲れはピークだけれどゴルフは何があるかわからない。目の前のショットに全力を尽くしてチャンスにかけたい」と逆転Vに意欲を見せた。

 尚、石川遼はカットラインに1打足りず予選で姿を消している。

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