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松山、片山、藤田ら8人の日本勢が挑む全英オープン

2013/07/18 11:37
松山、片山、藤田ら8人の日本勢が挑む全英オープン

 

 松山英樹がゴルフ発祥の地、スコットランドで初めての戦いに挑む。

 メジャー4試合すべてでの優勝という高い目標を掲げる松山は、今年2月に行われたインターナショナル・ファイナル・クォリファイ(IFQ)アジアを単独2位で突破して、第142回 全英オープン(現地時間18〜21日/スコットランド、ミュアフィールド)出場権を獲得。シーズン前にプロに転向して臨んだ国内男子ツアーでは早くも2勝、日本のエースとして大会に挑む。

 大会6日前に現地入りしたが、その前にプレーした国内ツアーの長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメントでは、米男子ツアー3勝の丸山茂樹と一緒に練習ラウンドをこなした。丸山はミュアフィールドが舞台だった2002年全英オープンで首位と1打差の5位タイに入った実績があり、米ツアーでの経験も豊富だ。その丸山に練習方法やクラブの使い方、コースマネジメントなど様々なアドバイスを受けて大会に臨んでいる。

 予選ラウンドでは、いきなり世界ランキングNo.2のローリー・マキロイ(北アイルランド)、メジャー4勝で前週の欧州ツアー、アバディーン・アセット・マネジメント・スコティッシュ・オープン優勝で勢いに乗っているフィル・ミケルソン(米)とプレーすることが決定。普通なら臆してしまいそうなペアリングだが、これに「ワクワクしています」と口にするなど前向きな姿勢を見せており、大金星も十分期待できそうだ。

 他にも7人の日本勢が出場。国内ツアーの永久シード資格を保有する片山晋呉、昨季国内ツアー賞金王の藤田寛之、藤田と同世代のライバルとして火花を散らしている谷口徹、アジアンツアーでの経験が多い丸山大輔、昨季日本オープンゴルフ選手権競技を制した久保谷健一のベテラン5人は果たしてどんな戦いぶりを見せるのか。また、今季の日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hillsで初優勝した小平智、最後に出場権を獲得した井上信の2人も無欲で臨む。

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