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松山、16位タイ好発進! 石川は出遅れ69位タイ

2013/07/26 11:26
松山、16位タイ好発進! 石川は出遅れ69位タイ
今季はメジャー大会で惜敗が続いているものの、ここまで好調を維持しているH.メイハン。今大会でも初日からリーダーボードの上位に名を連ねた。(写真提供:AP/アフロ)

 

 来季の米男子ツアー出場権を狙う日本勢の2人は明暗が分かれた。

 シーズンの残り試合数が少なくなった同ツアーのRBCカナディアン・オープンは現地時間25日、カナダのグレンアビーGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。7アンダー65を叩き出したブレンダン・スティール(米)が単独首位に立つ中、松山英樹が3アンダー69で回り、4打差の16位タイと好スタートを切った。

 4週連続で米男子ツアーに出場し、来季のツアーカード確保を狙う松山にとって、フィールドの薄い今大会は賞金を加算する絶好の場。10番スタートのこの日は15番でバーディを奪うと、18番からは3連続バーディをマークして上位へ浮上する。さらに4番パー3でもスコアを1つ伸ばして、一時はリーダーボードの上位に名を連ねた。終盤の6、8番をボギーとして3アンダーに後退したものの、第2ラウンド以降もチャンスは十分だ。

 現在の獲得賞金は41万7,907ドル(約4,200万円)で、賞金ランク140位前後に相当。ここで上位に入り賞金を加え、賞金ランキング125位以内に入れば来季の出場権が得られるとあって、残り3日間も気合が入る。

 一方、米ツアー常駐1年目の石川遼は、出だし直後の11番でボギー、12番でダブルボギーが先行する苦しい立ち上がり。それでも必死で攻め続け、出入りの激しい内容ながら5つバーディ(2ボギー)を獲り返しイーブンパー72まで巻き返した。松山とはわずかに3打差だが、米男子ツアーでは1ストロークの差が大きく、69位タイと予選落ちも気になるポジション。初日は同い年の松山に、差をつけられる結果となってしまった。

 上位は、トップに1打差2位タイにマット・クーチャー(米)、スコット・ブラウン(米)、スコット・ガーディナー(豪)の3人。全米オープン、全英オープンともに優勝争いをしながら勝てなかったハンター・メイハン(米)は好調さを維持して、5アンダー67の5位タイにつけている。

 また、ビジェイ・シン(フィジー)、スチュアート・アップルビー(豪)らが松山と並ぶ16位タイにつけ、優勝候補のひとり、ブラント・スネデカー(米)が2アンダー70で29位タイ、アーニー・エルス(南ア)は1アンダー71で41位タイ。また、地元カナダ勢59年ぶりの優勝に期待がかかるマイク・ウィアーだったが、第1ラウンドは1オーバー73でルーク・ドナルド(英)、チャール・シュワーツェル(南ア)らとともに93位タイに沈んでいる。

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