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松山トップ10入りへ9位タイ浮上! 石川は63位タイ

2013/07/27 09:30
松山トップ10入りへ9位タイ浮上! 石川は63位タイ
8アンダー64を叩き出して単独トップに躍り出たH.メイハン。(写真提供:AP/アフロ)

 

 スポット参戦で来季の出場権を目指す松山英樹がトップ10圏内に浮上した。

 米男子ゴルフツアーのRBCカナディアン・オープンは現地時間26日、カナダのグレンアビーGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。この日16位タイからスタートした松山は6バーディ、3ボギーの3アンダー69にスコアをまとめ、通算6アンダー9位タイに順位を上げた。

 13番終了時点で4つスコアを伸ばし一時5位タイにつけた松山だったが、14番で3パットのボギー、15番でティーショットをグリーン左のバンカーに打ち込み連続ボギーを叩いて一歩後退。それでも16番パー5で果敢にグリーンを攻め、2オン2パットのバーディを奪い返して2日連続『69』で好位置をキープした。

 目下松山の獲得賞金は41万7,907ドル(約4,100万円)で来季のシード権獲得までにあと25万ドル強(約2,450万円)が必要。優勝賞金100.8万ドル(約9,900万円)の今大会で単独4位以内に食い込めば来季のシード権確保も夢ではないとあって、週末はさらに松山のプレーに注目が集まりそうだ。

 一方、アメリカ本格参戦1年目で苦戦を強いられている石川遼は、1アンダーでハーフターンすると、14番でボギーを叩くも最終18番ホールでバーディを奪い予選突破圏内に滑り込み。カットラインぎりぎりながらアーニー・エルス(南ア)、チャール・シュワーツェル(南ア)らと同じ通算1アンダー63位タイで決勝ラウンド進出を決めている。ライバルである松山が2週連続で優勝戦線を賑わしているだけに、石川も負けてはいられない。残り2日、決意も新たにチャージを誓う。

 上位争いは、ノーボギーの8アンダー64をマークして通算13アンダーとしたハンター・メイハン(米)が単独トップに浮上。また、10アンダー62と爆発したジョン・メリック(米)が前日の41位タイからメイハンに2打差の単独2位にジャンプアップ。通算9アンダー単独3位にブッバ・ワトソン(米)がつけ、通算8アンダー4位タイにアーロン・バデリー(豪)、パトリック・リード(米)の2人が続いている。

 しかし初日単独トップ発進のブレンダン・スティール(米)はスコアを3つ落とし、通算4アンダー26位タイに後退。マット・クーチャー(米)も通算4アンダーで2位タイから26位タイに順位を下げている。

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