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石川予選落ち、今田は久々の決勝ラウンド進出

2013/08/03 11:34
石川予選落ち、今田は久々の決勝ラウンド進出

 

 来季のシード権をかけ必死の戦いを続けている石川遼だが、攻めの気持ちが空回りし無念の予選落ちに終わった。

 WGC-ブリヂストン招待(オハイオ州、ファイアーストーンCC)と同週開催の米男子ツアー、リノ・タホ・オープンが現地時間2日、ネバダ州のモントリューG&CCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。ツアーで唯一各ホールのスコアをポイントに換算して競われるステーブルフォード方式で行われているが、初日27位タイとまずまずのスタートを見せた石川がこの日はつまずいた。

 出だし直後の2番パー5でボギーを先行させると、その後はショットとパットが噛み合ず前半だけで4つボギーを叩いて4ポイントを失う。折り返し直後の10番でようやくバーディを奪って予選突破に望みを繋いだが、スコアを伸ばさなければならない13番パー5でダブルボギーを叩くと、14番から4連続ボギーの大乱調。どうにか最終18番はバーディで締めくくったものの、マイナス7ポイントと崩れ通算マイナス1ポイントは111位タイの下位で決勝ラウンド進出を逃した。次週は特別推薦でメジャーの全米プロゴルフ選手権(8〜11日/ニューヨーク州、オークヒルCC)に出場する石川。シード死守のため崖っぷちの戦いが続く。

 もう1人の日本勢、今田竜二は4バーディ、4ボギーとストロークプレーではイーブンパーだが、ステーブルフォード方式ではプラス4ポイントで通算7ポイント。59位タイながら、2月のAT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマ以来およそ半年ぶりに予選を突破した。

 上位陣は、この日9バーディを量産し14ポイントを稼いだアンドレス・ロメロ(アルゼンチン)が通算22ポイントで単独トップ。通算21ポイントでゲーリー・ウッドランド(米)が単独2位につけ、通算19ポイントの3位タイにツアー初Vを狙うチャーリー・ウィー(韓)の他、スチュアート・アップルビー&ロッド・パンプリングの豪州勢が並んだ。

 本大会はスコアをポイントに換算して順位が競われる。アルバトロスが8点、イーグルが5点、バーディが2点、パーは0点、ボギーならマイナス1点、ダブルボギー以下はマイナス3点と、攻撃すればするほど有利になり、ミスに対しては寛容な仕組みとなっている。

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