全米プロ組み合わせ　松山はS.ストリッカー＆J.ダフナー

　松山英樹がメジャーの舞台でパットの名手と共にプレーする。

　米男子ツアー今季メジャー最終戦の第95回 全米プロゴルフ選手権が現地時間8日よりニューヨーク州のオークヒルCCを舞台に開幕。メジャー15勝目を狙うタイガー・ウッズ（米）を筆頭に実力者たちが激突するが、その予選ラウンドの組み合わせが2日に発表された。

　全米オープン10位タイ、全英オープン6位タイとメジャーで好結果を残している松山は、まだグリーンのスムースな現地午前7時45分に10番からスタート。タイガー復活のきっかけとなるアドバイスを与えたパッティングの名手スティーブ・ストリッカー（米）、ジェイソン・ダフナー（米）と共にメジャータイトルに挑む。

　残り少ない試合で来季の出場権を獲得するために上位進出が絶対条件の石川遼は、午後0時25分に1番からダニー・ベイリン（米）、ジョン・ハー（米）と共にスタート。昨季国内男子ツアー賞金王の藤田寛之は、午前7時25分に10番からロバート・ギャリガス（米）、マーク・シェフティク（米）と共にコースに挑む。

　また、5月に行われたシニアPGA選手権に優勝して出場権を得た井戸木鴻樹は、ロッド・ペリー（米）、ニック・ワトニー（米）と共に午後0時45分に1番からスタート。飛距離は出ないが曲がらないショットを武器にどれだけメジャー大会で通用するか、改めて注目だ。

　優勝候補たちは、前哨戦であるWGC-ブリヂストン招待で7打差圧勝の強さを見せ、メジャー15勝目を狙うタイガーが、午前8時35分にデービス・ラブIII（米）、キーガン・ブラッドリー（米）の歴代優勝者の組で10番からティーオフ。全英オープン優勝で元気なフィル・ミケルソン（米）は、午後1時45分に1番から今季のメジャー王者アダム・スコット（豪／マスターズ優勝）、ジャスティン・ローズ（英／全米オープン優勝）と共にスタートを切る。

　ディフェンディング・チャンピオンのローリー・マキロイ（北アイルランド）は、午後1時25分にビジェイ・シン（フィジー）、マーティン・カイマー（独）と同組で連覇と復活に挑む。