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S.ガルシア単独トップ! タイガー6打差20位タイ

2013/09/01 09:24
S.ガルシア単独トップ! タイガー6打差20位タイ
パットが決まらずトップに6打差の20位タイにとどまっているタイガー。(写真提供:AP/アフロ)

 

 スコアの伸ばし合い中、タイガー・ウッズ(米)のチャージは持ち越された。

 米男子ツアーのフェデックスカッププレーオフシリーズ第2戦 ドイツ銀行選手権は現地時間31日、マサチューセッツ州のTPCボストンを舞台に第2ラウンドの競技を終え、この日7アンダー64をマークしたセルヒオ・ガルシア(スペイン)が通算13アンダーまでスコアを伸ばし、前日の4位タイから単独トップに躍り出た。

 1打差の2位タイにロベルト・カストロ(米)とヘンリック・ステンソン(スウェーデン)がつけ、通算10アンダー4位タイにマット・クーチャー(米)とジェイソン・ダフナー(米)の実力者が並んでいる。

 注目のタイガー・ウッズ(米)は、最終18番で10メートル以上あるバーディパットを絶妙のタッチで沈め4アンダー67にスコアをまとめたが、通算7アンダーはガルシアに6打差の20位タイにとどまった。するとラウンド後は「あの(最終ホールの)パットが今日唯一チャンスをものにした瞬間だった。あとはまったく入らず我慢出来なくなってしまった」と不満たらたら。

 グリーンが柔らかく他の選手にとってはスコアを伸ばしやすいコンディションだが、高速グリーンが得意なタイガーにとって今週のグリーンは「遅すぎる」。「カップに届かせようと必死に打ったけれど、それでも届かない…。パターさえ決まっていればビッグスコアが出せたのに」と悔しさを滲ませた。とはいえ残り36ホールあれば逆転も夢ではない。シーズン6勝目、大会2勝目を目指すタイガーの挑戦は続く。

 一方、初日トップタイ発進を切ったフィル・ミケルソン(米)は足踏み。上がり2ホール連続バーディで締めくくったものの、10番と14番でボギー、16番パー3でダブルボギーを叩いてイーブンパー71。通算8アンダーでスティーブ・ストリッカー(米)、ジェイソン・デイ(豪)、キーガン・ブラッドリー(米)、イアン・ポルター(英)らとともに9位タイに後退した。

 また、ディフェンディング・チャンピオンのローリー・マキロイ(北アイルランド)は、最終ホールでダブルボギーを叩いてイーブンパー71とスコアを伸ばせず、通算1アンダーでカットラインぎりぎりの67位タイで何とか予選をクリア。ベ・サンムン(韓)、リッキー・ファウラー(米)らは予選落ちに終わっている。

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