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比嘉&イ・ボミ首位並走 連覇狙う有村は後退

2013/09/13 17:31
比嘉&イ・ボミ首位並走 連覇狙う有村は後退

 

 13日、国内女子ツアーの今季公式戦第2戦 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯(北海道/恵庭カントリー倶楽部)の第2ラウンドが終了。前日5位タイにつけていた比嘉真美子が、5バーディ、1ボギーの4アンダー68で回り、イ・ボミ(韓)とともに通算7アンダーでトーナメントをリードした。

 2打差の3位タイに初日トップ発進だった酒井美紀と原江里菜が続き、6番パー5でイーグルを奪ったテレサ・ルー(台)が通算4アンダー単独5位。通算3アンダー単独6位に2011年サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント以来となるツアー51勝目を狙う不動裕理、通算2アンダー7位タイから一ノ瀬優希、北田瑠衣、福田裕子、福田真未が追っている。

 ルーキーながらすでに今季2勝を挙げ、世代の旗手として活躍が期待されている比嘉は、シーズン序盤こそ予選落ちが続いたものの、ここ4戦はすべてトップ25フィニッシュと安定感が増してきた。この日は4ホールあるパー5で3バーディをマークするなど、得意と公言するドライバーでアドバンテージを作り堅実なスコアメイクを披露。公式戦仕様の難攻・恵庭カントリーに苦戦するライバルを尻目に2日間60台(69・68)を並べ、リーダーボードの最上段を射止めた。19歳のニューヒロインは、この勢いのまま最終日まで突っ走れるか? 注目したい。

 一方、連覇のかかる注目の有村智恵は、2日目も本来の姿を見せることができなかった。スタートホールの1番でボギーを叩いてつまずくと、後半も流れを取り戻せず3ボギー、1ダブルボギーの大乱調。結局3オーバー75と大きく乱れ、通算3オーバー37位タイへ後退した。

 そのほか、2週連続優勝を狙う吉田弓美子が4オーバー76と崩れて、賞金ランキング首位の森田理香子、横峯さくら、堀奈津佳、金田久美子、アン・ソンジュ(韓)ら実力者と同じ通算イーブンパー14位タイで決勝ラウンド進出を果たした。

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