ツアーニュース

プレジデンツカップ初日、米国チームが1ポイントリード!

2013/10/04 11:29
プレジデンツカップ初日、米国チームが1ポイントリード!

 

 米国チーム vs. インターナショナルチーム(欧州を除く)の名誉をかけた戦いは、初日から激戦が繰り広げられた。

 2年に1度の名誉をかけたチーム対抗戦、ザ・プレジデンツカップが現地時間3日、米オハイオ州ミュアフィールド・ビレッジGCを舞台に開幕。大会1日目はフォーボール(2人のうち良い方のスコアを採用)6マッチが行われた。米国チームが多くのマッチでリードしている間に雷雨のため1時間半の中断。再開後にはインターナショナルチームが猛反撃したが、それでも米国チームが3勝2敗1分け(勝:1ポイント、分:0.5ポイント、負:0ポイント)とし、3.5対2.5で1ポイントリードしてこの日のプレーを終えた。

 ジェイソン・デイ(豪)&グラハム・デラート(カナダ)組が1アップでブラント・スネデカー(米)&ハンター・メイハン(米)組を撃破し、松山英樹&アダム・スコット(豪)組が不利な試合展開に持ちこまれながら、松山の最終18番のバーディ奪取で何とか引き分けに持ち込んだ。

 チャール・シュワーツェル(南ア)&ルイス・ウーストハウゼン(南ア)組対フィル・ミケルソン(米)&キーガン・ブラッドリー(米)のメジャー王者対決も2アンド1でインターナショナルチームが勝利を収めたが、米国チームは2つのマッチで圧勝した。

 タイガー・ウッズ(米)&マット・クーチャー(米)組がアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)&マーク・リーシュマン(豪)組を5アンド4で下し、ジェイソン・ダフナー(米)&ザック・ジョンソン(米)組がブランデン・グレイス&リチャード・スターンの南アフリカコンビを5アンド3で撃破している。

 そんな中、米国チームリードの鍵となったのがベテランのスティーブ・ストリッカー(米)&ルーキーのジョーダン・スピース(米)組とアーニー・エルス(南ア)&ブレンドン・デ・ヨング(ジンバブエ)組の対決だった。

 14ホールを終えて米国チームが2アップとリードを奪っていたが、インターナショナルチームも粘る。エルスの17番バーディで1つ取り戻し、インターナショナルチーム1ダウンで最終ホールへ。米国チームはスピースがティーショットを池に入れて3オン。ストリッカーは第2打をバンカーに入れる苦しい展開。対する2人は、エルスが第2打をバンカーに入れたが、デ・ヨングは5.5メートルのバーディチャンスにつけ、引き分けに持ち込むチャンスをつかんだ。

 だが、ストリッカーはバンカーショットを1メートルにピタリとつけてパーセーブ。デ・ヨングのバーディパットが外れて1アップで米国チームがこのマッチを制した。

 予想通りの激戦となったフレッド・カプルス主将率いる米国チームと、ニック・プライス(ジンバブエ)主将率いるインターナショナルチームの戦い。残り3日間、数多くのドラマが繰り広げられそうだ。

 尚、大会は2日目がフォーサム(1つのボールを2人が交互に打つ)6マッチ、3日目がフォーボール5マッチとフォーサム5マッチ。最終日にシングルス12マッチが行われる。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. プレジデンツカップ初日、米国チームが1ポイントリード!
×