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美香、独走で大会2勝目王手! さくら9位タイ後退

2013/10/05 17:22
美香、独走で大会2勝目王手! さくら9位タイ後退

 

 国内女子ツアーの今季公式戦第3戦 日本女子オープンゴルフ選手権競技は5日、神奈川県の相模原ゴルフクラブ 東コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。雨と風で各選手が軒並み大きくスコアを崩す中、トップから出た宮里美香が1オーバー73にまとめ、後続に5打の大差をつけ独走態勢を築いた。

 2010年大会以来となるツアー2勝目に向け、予選ラウンドを単独首位でクリアした美香は、前半を2バーディ、2ボギーのイーブンパーで折り返す。後半11番で3つ目のバーディを奪った後、15番、16番で連続ボギーを叩いてスコアを落としたが、それでもただ一人アンダーパー(通算3アンダー)で余裕の首位キープ。自身2度目となる日本最高峰のタイトルに王手をかけた。

 難コンディションの中、この日のベストスコアをマークしたのは25歳の菊地絵理香。前半だけで3バーディを奪うなど、4バーディ、4ボギーのイーブンパー72でラウンドし、通算2オーバー単独2位に浮上。トップの美香とは5打差あるが、最終日にどこまで追い上げられるか注目だ。

 その他上位陣は、通算3オーバー3位タイに藤本麻子、イ・ボミ(韓)、申ジエ(韓)、姜秀衍(韓)がつけ、通算4オーバー7位タイに大山志保、佐伯三貴の2人。この日4オーバー76でプレーした横峯さくら、野村敏京らが通算5オーバー9位タイで続く展開となっている。

 また、現在賞金ランキングトップの森田理香子、元賞金女王のアン・ソンジュ(韓)は通算6オーバー12位タイ。ルーキーながら今季すでに2勝を挙げている比嘉真美子、アマチュアの松原由美(大阪市立白鷺中3年)は通算7オーバー16位タイから上位進出を狙う。

 一方、単独トップの美香とともに米ツアーから参戦している上原彩子は8オーバー80の乱調で通算12オーバー39位タイ。宮里藍も同じく『80』の大叩きを演じ、通算14オーバー49位タイの下位に沈んでいる。

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