比嘉が20歳バースデーに猛チャージ、6位タイ浮上！　藍は34位タイ

　米女子ツアーのアジアシリーズ第2戦 サイム・ダービーLPGAマレーシア（マレーシア、クアラルンプールG＆CC）は現地時間11日、第2ラウンドの競技を終了。本日20日の誕生日を迎えた比嘉真美子が5アンダー66をマークして通算8アンダー6位タイに浮上した。初日21位タイの宮里藍は通算2アンダー34位タイに後退。一方で宮里美香は通算1アンダーの39位タイに、有村智恵は通算5オーバーの62位タイに順位を上げている。

　前日、日本勢トップの15位タイにつけた比嘉は3番でボギーを先行させたものの、7番でバーディを奪い返すと、10番から圧巻の5連続バーディ。一気にリーダーボードを駆け上がり、首位に5打差の6位タイと好位置で週末を迎えるになった。

　一方で上位進出が期待される藍は我慢のゴルフとなった。序盤の3番でボギーを叩くと、その後スコアカード通りのプレーが続き16番までパープレー。17番でようやくバーディを奪いイーブンパー71でホールアウト。モーガン・プレッセル（米）らと並ぶ通算2アンダー34位タイに順位を下げた。

　美香は3バーディ、1ボギーの2アンダー69で回り通算1アンダー39位タイ。有村は4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーとやや出入りの激しいゴルフでイーブンパー71。通算5オーバーで変わらず、前日の64位タイから62位タイにわずかに順位を上げるにとどまった。

　首位は前日トップのイルヒー・リー（韓）。この日6つスコアを伸ばして通算13アンダーで単独首位の座をキープした。その他上位陣は、首位に1打差の単独2位にレクシー・トンプソン（米）、さらに2打差の単独3位に前週優勝のフォン・シャンシャン（中）。通算9アンダー4位タイにポーラ・クリーマー（米）とキム・インキョン（韓）がつけている。ディフェンディング・チャンピオンの女王インビー・パーク（韓）はスコアを伸ばせず、通算1アンダー39位タイに順位を下げている。