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日本勢苦戦 S.ピーターセン、エース奪取で単独首位守る!

2013/10/25 17:13
日本勢苦戦 S.ピーターセン、エース奪取で単独首位守る!
上位進出が期待されたものの、痛恨の上がり3ホール連続ボギーを喫した柏原。決勝ラウンドで巻き返しはなるか?(写真提供:AP/アフロ)

 

 日本勢が苦戦を強いられる中、ディフェンディング・チャンピオンのスーザン・ピーターセン(ノルウェー)がスタート直後にいきなりホール・イン・ワンを達成し連覇へ一歩前進した。

 米女子ツアーのアジアシリーズ第4戦 サンライズLPGA台湾選手権は現地時間25日、台湾のサンライズG&CCを舞台に第2ラウンドの競技を行った。初日、日本勢最高位の14位タイと好発進を切ったアマチュア柏原明日架(日章学園高校3年)に期待が集まったが、彼女も終盤スコアを落として撃沈。日本から出場している3人は揃って上位浮上はならなかった。

 注目の柏原は3番でバーディを先行させる幸先の良い滑り出し。しかし続く4番パー3でボギーを叩くと、この日はバーディとボギーが交互に来る苦しいラウンドとなってしまった。それでも13番までは3バーディ、3ボギーのイーブンパーと健闘したが、14番のボギーを皮切りに16番から18番まで上がり3連続ボギーの大誤算。この日だけで5つスコアを落とし、通算5オーバー29位タイへ後退した。

 一方ダブル宮里のひとり、宮里美香も第2ラウンドでは1つもバーディを奪うことが出来ず3ボギーの3オーバー75を叩いて通算6オーバー。順位的には前日の35位タイから33位タイへわずかながら上げたが納得の行くラウンドではなかった。

 また宮里藍はバットがまったく決まらずにズルズルと後退し、4オーバー76の大叩き。通算5オーバーは初日の21位タイから33位タイに後退している。

 初日「このコースは得意ではない」と言いながら単独トップの好発進を切っていたピーターセンは、3アンダー69にスコアをまとめ通算7アンダーで依然トーナメントをリード。見せ場は2番133ヤードのパー3。ピッチングウエッジで放ったティーショットがカップに吸い込まれホール・イン・ワンを達成したのだ。2位に並ぶヨー・スヨン(韓)、カルロタ・シガンダ(スペイン)との差はすでに5ストローク。この分だとピーターセンのシーズン4勝目&連覇は堅そうだ。

 その他、通算1アンダー4位タイに前週も優勝争いを演じたキャサリン・ハル(豪)とベアトリス・リカーイ(スペイン)が並んだが、地元での復活が期待されているヤニ・ツェン(台)は2日目も6オーバー78とふるわず、通算10オーバー62位タイに低迷している。

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