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松山25位タイで終戦 プレーオフは日没順延で月曜決着へ

2013/10/27 20:47
松山25位タイで終戦 プレーオフは日没順延で月曜決着へ

 

 雷雨による2度の中断を挟む中、優勝争いは混戦を極め、通算14アンダーで並んだゲーリー・ウッドランド(米)とライアン・ムーア(米)によるプレーオフは翌月曜日に持ち越された。

 米男子ツアーの2013-14シーズン第3戦 CIMBクラシックは現地時間27日、マレーシアのクアラルンプールG&CCを舞台に最終ラウンドの競技を行ったが、72ホール終了時点で首位に2人が並び決着はプレーオフにもつれ込む展開に。だがそこで日没が迫りサスペンデッドとなり、ウッドランド vs. ムーアのアメリカ勢同士の対決は月曜日にずれ込んだ。

 一方、16位タイからスタートし上位進出が期待された松山英樹は、ラウンド中背中をかばうような仕草を見せるなど体調は不十分。それがプレーにも響いて2オーバー74とスコアを落とし通算4アンダー25位タイで終戦した。

 スタート直後から松山には試練が襲いかかった。序盤の2番でパーパットが惜しくも外れてボギーを叩くと、3番パー5でもバーディチャンスから短いパットを外してボギー。その後も入ったと思ったパットがカップに蹴られるなどアンラッキーな場面が続いてズルズルと後退。序盤の3連続ボギーを最後まで取り返すことが出来ず、松山にしては珍しく最終日に順位を落とすことになった。

 それでも後半ようやくパットが決まり始め、雷雨による3時間の中断を挟んだ直後に放った18番パー5の第3打を上手く寄せてバーディフィニッシュ。「全体的にうまくいかなかったですけれど、その中でも4バーディとれたのは良かったと思います」と達観した表情でこの日のラウンドを振り返った。

「まずは練習できる体に戻す」ことを今後の課題に挙げ、「ゆっくり休んで、来週(WGC-HSBCチャンピオンズ)は決勝ラウンドでスコアを伸ばせるように頑張りたい」と前を向く松山だった。

 途中まで首位に並んでいたキラデク・アフィバーンラト(タイ)は1打足りず、通算13アンダーでクリス・ストラウド(米)と並び3位タイ。通算12アンダー単独5位にアーロン・バデリー(豪)が食い込んだ。

 尚、フィル・ミケルソン(米)はリッキー・ファウラー(米)らと並び通算5アンダー19位タイ。アーニー・エルス(南ア)は通算2オーバー47位タイに終わっている。

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