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桃子、骨折で国内シード権ピンチ 米シード権は喪失…

2013/11/07 19:46
桃子、骨折で国内シード権ピンチ 米シード権は喪失…

 

 来季、国内女子ツアーでプレーするために必死の戦いを続けている上田桃子が、左肋軟骨を骨折していることが明らかとなった。

 先週出場した樋口久子 森永製菓ウイダーレディスの2日目以降に感じていた胸の痛みを、三連休明けの5日に病院でチェック。検査の結果、骨折が判明した。

 2007年に国内ツアーの賞金女王となり、翌2008年から米女子ツアーを主戦場にプレーしてきた上田だが、現在米ツアーの賞金ランクは88位と低迷している。そのため、来季は国内ツアーでプレーするべく、来季のシード権が得られる賞金ランク50位以内を目指してここのところ戦いを続けてきた。現在の同ランキングは55位。あと一歩のところまで迫っている。

 日米両ツアー共催で行われる今週のミズノクラシック(8〜10日/三重県、近鉄賢島カンツリークラブ)の出場権はなく、米ツアー選手として繰り上がり出場を狙って会場入りする予定だったが、故障で断念せざるを得なくなった。ミズノクラシックに出場できても、米ツアーからの出場では国内ツアーの賞金ランクには加算されないが、2007年、2011年と2勝している大会ということもあって、勝てば大逆転で米ツアーの来季出場権を獲得する可能性もあっただけに非常に残念だ。

 自らのツイッターで「エリエール(21〜24日/愛媛県、エリエールゴルフクラブ松山)に間に合うように最善を尽くします。気合いで治します」と意欲を語った上田。だが、医師は2〜3週間の安静が必要と診断しており、このままでは最後のチャンスとなる大王製紙エリエールレディスオープンへの出場も危ぶまれるピンチに追い込まれている。

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