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W.シンプソン後退 バーディフィニッシュの2人が首位並走

2013/11/10 10:34
W.シンプソン後退 バーディフィニッシュの2人が首位並走

 

 出場2試合連続優勝を狙うウェブ・シンプソン(米)が一歩後退するなか、2年ぶりの優勝を狙うクリス・カーク(米)と悲願のツアー初Vを目指すブライニー・バード(米)が首位の座を分け合った。

 米男子ツアーの2013-14シーズン第5戦 ザ・マクグラドレー・クラシックは現地時間9日、ジョージア州のシー・アイランドGCシーサイドCを舞台に日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を終了。54ホール目(第3ラウンドの最終ホール)をともにバーディで締めくくったカークとバードが通算10アンダーでトップに並んだ。

 1打差の3位タイにケビン・スタドラー(米)、ブライアン・ゲイ(米)、ジョン・センデン(豪)の3人。通算8アンダー6位タイにブレンドン・トッド(米)、スコット・ブラウン(米)がつけ、通算7アンダー単独8位にジェイソン・コクラック(米)。

 一方、第2ラウンド終了時点で2位タイの好位置を確保していたシンプソンは序盤からなかなかパターが決まらず7番パー5でティーショットを右サイドの池に打ち込む痛恨のミス。そのホールでダブルボギーを叩いてつまずき、結局スコアは1オーバー71止まり。通算6アンダーはマット・クーチャー(米)、マット・エブリー(米)らと同じ9位タイに後退した。

 とはいえ依然として5打差に16人がひしめく混戦模様。上位5人のうち優勝経験が豊富なのはゲイ(4勝)だけで、カークとセンデンがそれぞれ1勝。バードとスタドラーは何度か優勝争いに絡んでいるが最高位は2位とこれまでは勝利が遠かった。それらの面々にクーチャー、シンプソンら強豪がどう絡んでいくのか? V戦線は最後まで予断を許さない状況になりそうだ。

 尚、日本勢は今大会に出場していない。

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