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J.ウォーカー6打差独走! P.ミケルソンはトップ5入り

2014/02/09 12:07
J.ウォーカー6打差独走! P.ミケルソンはトップ5入り
強風の中ただひとり別次元のゴルフを披露したJ.ウォーカー。後続に6打の大差をつけて最終日に臨む。(写真提供:Getty Images)

 

 初日は雨、3日目は台風並みの強風が吹き荒れ、選手たちは厳しい戦いを強いられている。

 米男子ツアーのAT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマは現地時間8日、カリフォルニア州のぺブルビーチGL(PB/パー72)、モントレー・ペニンシュラCC(MP/パー70)、スパイグラス・ヒルGC(SH/パー72)の3コースを舞台に第3ラウンドの競技を行ったが、午後になりピンフラッブが折れそうなほどの強風で一時中断。2時間20分後再開したものの、日没が近づき初日に続いて大会2度目の日没サスペンデッドとなった。

 そんな中、ただひとり違うコースをプレーしているようだったのが前日トップタイに浮上したジミー・ウォーカー(米/MP)。2013-14年シーズンすでに2勝を挙げフェデックスカップのポイントレース1位を快走するウォーカーは、この日も安定したゴルフで5バーディ、1ボギーの4アンダー67をマーク。通算13アンダーまでスコアを伸ばし、後続に6打差をつけ独走態勢に入った。

「天気次第だね。ペブルビーチでは何が起きてもおかしくない。ただこのポジションにいられることが非常にうれしい。こういう戦いをするために日頃から努力を重ねているのだから」と今季ブレイク中のウォーカー。しかし、やはり首位タイからスタートした20歳のジョーダン・スピース(米)は大苦戦。メインコースのペブルビーチGLでボギーを5つ、ダブルボギーを1つ(2バーディ)を叩き、15ホール終了時点で通算4アンダー暫定11位タイまで後退した。

 ウォーカーに6打差の暫定2位タイにハンター・メイハン(米/MP)とティム・ウィルキンソン(ニュージーランド/MP)が続き、通算6アンダー暫定単独4位にリチャード・リー(米)がつける展開となっている。

 一方、大会5勝目を狙うフィル・ミケルソン(米)がスパイグラス・ヒルズGCで2バーディ、1ボギーの1アンダー71とスコアを伸ばし(通算5アンダー)、前日の17位タイから暫定5位タイに浮上し優勝戦線に食い込んで来た。ウォーカーとは8打差あるが、最終日に大得意のコースでチャージが見られるのか注目だ。

 プロアマ形式で3日間違うコースをプレーした面々は最終日、プロだけがメインコースのペブルビーチGLで雌雄を決することになる。第3ラウンド終了時点で60位タイに入るのが予選突破の条件。現時点でジェイソン・デイ(豪/SH)、リー・ジャンセン(米/SH)、キラデク・アフィバーンラト(タイ/PB)、レティーフ・グーセン(南ア/MP)らが通算1オーバー暫定66位タイで予選突破に黄信号が灯っている。

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