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松山、暫定35位タイ発進! 石川は出遅れ…

2014/02/14 12:16
松山、暫定35位タイ発進! 石川は出遅れ…
粘り強いプレーで首位と4打差の暫定35位タイにつけた松山。(写真提供:Getty Images)

 

 松山英樹、石川遼の日本人コンビの明暗が分かれた。

 米男子ツアーのノーザン・トラスト・オープン第1ラウンドは現地時間13日、カリフォルニア州のリビエラCCを舞台に行われたが、15人がホールアウトできず日没サスペンデッドが決定。5アンダー66でラウンドしたダスティン・ジョンソン(米)が暫定単独首位に立ち、1打差の2位に11人、2打差の13位に6人がひしめく混戦模様となっている。

 そんな中、松山も粘り強いプレーを見せた。10番からスタートし、12番、13番と続けてボギーを叩くも、18番、1番で連続バーディを奪取。直後の2番でまたしてもボギーを叩いたが、6番パー3のバーディで取り返すと、最終9番をバーディでフィニッシュ。1アンダー71でプレーし、首位に4打差の暫定35位タイに踏ん張った。

 対照的に石川は苦しいプレーを強いられた。フェアウェイキープ率50%、パーオン率44.44%とショットが安定せず、ポアナ芝のグリーン上ではパットも決まらない。フロントナインこそ1バーディ、1ボギーで凌いだものの、バックナインは12番ダブルボギー、13番、18番をボギーとしてホールアウト。4オーバー75で暫定119位タイと、予選通過には巻き返しが必要な状況に追い込まれた。

 ジョンソンは、2014年初戦のヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズで6位タイに食い込んだあと、約1か月休み、先週のAT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマで2位タイと好調を維持して今大会に臨んでいる。「いつも長い休みのあとはあまり良くないんだけど、今回はたくさん練習してあまり休んでいないから良いプレーができている」と不敵な笑いを浮かべ、WGC-HSBCチャンピオンズ以来の2013-14シーズン2勝目に向けて突っ走っている。

 今季すでに3勝を挙げているジミー・ウォーカー(米)は首位と1打差の暫定2位タイと絶好の位置でホールアウト。フランセスコ・モリナリ(伊)、ベ・サンムン(韓)らとともにジョンソンを追走している。

 そのほか、キーガン・ブラッドリー(米)、ジム・フューリック(米)らが3アンダー68で暫定13位タイ。ケビン・スタドラー(米)、チャール・シュワーツェル(南ア)、リー・ウェストウッド(英)、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)らが2アンダー69で暫定19位タイ。松山と同じ暫定35位タイには、ジャスティン・ローズ(英)、ブッバ・ワトソン(米)、ジェイソン・ダフナー(米)、ウェブ・シンプソン(米)、ハンター・メイハン(米)、グラハム・デラート(カナダ)ら実力者がひしめいている。

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