ツアーニュース

松山、2回戦進出! H.ステンソン、R.マキロイも順当勝ち

2014/02/20 12:40
松山、2回戦進出! H.ステンソン、R.マキロイも順当勝ち

 

 ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、ジャスティン・ローズ(英)、ローリー・マキロイ(北アイルランド)の実力者3人は順当勝ちしたが、ザック・ジョンソン(米)は1回戦で姿を消した。

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのシーズン初戦、WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権は現地時間19日、アリゾナ州のザ・ゴルフクラブ at ダブマウンテンを舞台に1回戦32試合を行った。世界ランクトップ2が出場していないため、ステンソンがトップシードでローズ、マキロイ、ジョンソンの3人が各ブラケットの最上位として、それぞれシード最下位の選手と対戦し、激戦を繰り広げた。

 ステンソンはアジアの実力者、キラデク・アフィバーンラト(タイ)と対戦。途中、苦しい場面もあったが2アンド1で制した。ローズはスコット・ピアシー(米)相手に熱戦を展開。1アップで2回戦にコマを進めた。

 完全復活に向けて大切なシーズンを迎えているマキロイは、ブー・ウィークリー(米)相手に最初の11ホールで4アップと一気に攻め入り、3アンド2で圧勝。「今日は最初の11ホールがすごく良かった。そこまでで4アップしたら、少し勢いが止まってしまった。たぶん集中力が足りなくなったんだと思う」と振り返り、気持ちを引き締めた。トップシードで乗り込みながら1回戦負けした昨季大会の悔しさをまずは払拭し、ハリス・イングリッシュ(米)との2回戦に挑む。

 一方、ジョンソンはリチャード・スターン(南ア)相手に2番バーディと先手を取ったが、その後が悪かった。4番、6番、7番とバーディを重ねるスターンに圧倒されて9番でボギーを叩き3ダウンで後半に突入。10番のバーディで一矢を報いたものの、11番、13番、14番とバーディを奪い続ける相手になすすべもなく5アンド4で完敗。早々に姿を消した。

 初出場の松山英樹はマーティン・カイマー(独)と対戦。手に汗握る激戦を展開したが、終始マイペースでしっかりとプレーした。最後は17番でボギーを叩いたカイマーを2アンド1で撃破し1回戦突破を決めた。2回戦はゲーリー・ウッドランド(米)を1アップで下したグラエム・マクドウェル(北アイルランド)と戦う。

 その他注目の戦いは、セルヒオ・ガルシア(スペイン)が22ホールの死闘の末に、マーク・リーシュマン(豪)を1アップで撃破。アーニー・エルス(南ア)は19ホール目でスティーブン・ギャラハー(スコットランド)を1アップで下している。

 また、マッテオ・マナセロ(伊)が2011年大会王者のルーク・ドナルド(英)を5アンド4の圧勝で破り、連覇を狙うマット・クーチャー(米)はベルント・ウィースバーガー(オーストリア)に3アンド2で勝利を収めている。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. 松山、2回戦進出! H.ステンソン、R.マキロイも順当勝ち
×