森田、開幕戦連覇に王手！　さくら6位タイ

　国内女子ツアー、ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントは8日、沖縄の琉球ゴルフ倶楽部を第2ラウンドの競技を終了。雨が降りしきる中、2アンダー5位タイ発進の森田理香子と笠りつ子の2人がともに4バーディ、1ボギーの3アンダー69でラウンドし、首位の座を分け合った。1打差の通算4アンダー3位タイには最終ホールにボギーを叩くまで首位タイに立っていた三塚優子と李知姫（韓）、イ・ボミ（韓）の3人が続いている。

　昨季賞金女王の森田が開幕戦連覇を視界に捉えた。2バーディ、ノーボギーで折り返した後半最初の10番でボギーを叩くも、上がりの2ホール連続バーディで締め、後半パープレーに終始した笠に並び通算5アンダー首位タイに浮上した。

　一方、初日に出遅れた横峯さくらも意地を見せる。出だしの4ホールで3バーディ奪いリーダーボードを駆け上がると、その後もスコアを伸ばしこの日のベストスコア5バーディ、1ボギーの4アンダー68をマーク。通算3アンダー6位タイの好位置につけ、「悪いコンディションの中、アンダーパーで回れて良かった。今日みたいなゴルフが出来ればいい」と前を向いた。

　その他上位陣は、横峯と同じ通算3アンダーに2012年大会覇者の斉藤愛璃ら。また地元出身の比嘉真美子は通算2アンダー9位タイ、宮里美香は通算イーブンパー16位タイとそれぞれ予選を通過した。9位タイには比嘉の他に若手の有望株・渡邉彩香、全美貞（韓）、申ジエ（韓）らがつけている。

　注目の15歳アマチュア、新垣比菜（具志川中3年）は1バーディ、1ボギーのイーブンパー72で通算イーブンパー、前日の21位タイから16位タイに順位を上げている。

　尚、諸見里しのぶ、期待のルーキー藤田光里、不動裕理は予選で姿を消している。