森田が単独首位発進！「意地でも手前につけることを意識した」

　今季初の4日間大会で森田理香子が好スタートを切った。

　国内女子ツアーのヤマハレディースオープン葛城は3日、静岡県の葛城ゴルフ倶楽部 山名コースを舞台に第1ラウンドの競技を終了。午後から天気が一変、夕方過ぎからは強い雨に見舞われたが、そんな中今季2勝目を狙う森田が7バーディ、1ボギーの6アンダー66をマークして単独首位に立った。

　この日午前7時59分スタートと早い時間帯の組だった森田は、インスタートの前半に13番から3連続バーディを奪って3アンダーでハーフターン。後半も好調をキープすると5番ではイーグルチャンスにつける。このホールは結局バーディとして「久しぶりだったから入れたかった」と悔しがったが、上がり2ホールを連続バーディでまとめてリーダーボードの最上段をゲットした。

　国内屈指の難コース葛城攻略に「このコースはグリーンの上につけるとすごく難しい。意地でもグリーン手前につけることを意識した」と森田。2日目以降もバーディ量産を誓ってコースを後にしている。

　上位陣は、森田と1打差の2位タイに前週最終日のバックナインで崩れて3年ぶりの優勝を逃した藤田幸希と小楠梨紗。4アンダー68の4位タイに、先週その藤田を最終ホールイーグルで振り切って劇的なツアー初優勝を飾った渡邉彩香と吉田弓美子がつけた。

　また、ディフェンディング・チャンピオンの比嘉真美子は、1オーバー73の37位タイで初日の競技を終えている。