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松山、98年覇者M.オメーラとのラウンドで最終調整!

2014/04/10 10:59
松山、98年覇者M.オメーラとのラウンドで最終調整!
98年大会覇者M.オメーラ(写真左)とのラウンドで最終調整を行った松山(右)。感触は今一つだったようだが、本番では果たして!?(写真提供:Getty Images)

 

 松山英樹が1998年のマスターズ覇者、マーク・オメーラ(米)との練習ラウンドで最終調整を行った。

 ゴルフの“祭典”マスターズが現地時間10日、ジョージア州のオーガスタナショナルGCを舞台についに幕を開ける。松山は先日、注目選手の一人として大会前の公式記者会見に出席。会見では「It’s trying to win the Tournament(優勝を目指す)」と優勝宣言も飛び出した。

 そんな折に実現したのがメジャー2勝、米ツアー通算16勝のオメーラとのラウンドだ。オメーラは弟分であり、親友でもあるタイガー・ウッズ(米)と一緒に練習ラウンドを行うのが恒例だが、今年はそのタイガーが腰痛による椎間板切除手術とリハビリのため出場を断念。そこに滑り込んだのが松山だ。

「(オメーラは)メジャーを勝っている人ですし、僕も優勝を目指して来ているのでそういう人のプレーを見られたらいいと思った」と振り返ったラウンドだったが、感触は今一つ。内容には不満がいっぱいだった。左手親指付け根の違和感はまだ癒えていないようで火曜日(8日)のアウト9ホールに続き、大会前日もイン9ホールに止まっている。それでもプロとして初めて挑む3度目の大舞台に“優勝”という高い目標を掲げて臨むことを決めた松山。ローアマとして2011年に日本人として初めて表彰式に立った男は、グリーンジャケット目指してひたすら自らを追い込んでいる。

 ブラント・スネデカー(米)、ジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)と同組の初日は第14組で午前10時19分(日本時間午後11時19分)にスタート。ディフェンディング・チャンピオンのアダム・スコット(豪)らの2つ前の組と最高の時間帯に、見る目の肥えたオーガスタのパトロンたちをうならせてほしいものだ。

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