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マスターズ開幕 A.スコット連覇に向け1差2位タイ好発進!

2014/04/11 09:15
マスターズ開幕 A.スコット連覇に向け1差2位タイ好発進!
史上4人目のマスターズ連覇に向け、首位に1打差2位タイと好スタートを切ったA.スコット。(写真提供:Getty Images)

 

 アダム・スコット(豪)が史上4人目のマスターズ連覇に向けて最高のスタートを切った。

 今年で第78回を迎えたゴルフの“祭典”マスターズは現地時間10日、ジョージア州オーガスタナショナルGCを舞台に開幕。球聖ボビー・ジョーンズの志の下、97人の実力者たちが激突した。

 ディフェンディング・チャンピオンとして登場したスコットは、1番のティーショットを右に曲げたものの、ここからの第2打を80センチにピタリとつけてバーディ発進。さらに6番、8番とバーディを重ねて力を見せた。

 バックナインに入ってからも10番グリーンで左上から2.5メートルの下りスライスラインを沈めて4アンダーにスコアを伸ばす。ところが、たくさんのパトロンたちが取り囲む12番パー3では、ティーショットが一度は越えたクリークにつかまって痛恨のダブルボギーを喫する。

 それでも14番で4メートルのパットを沈めて1つ取り返すと、最終18番では第2打をグリーンオーバーさせて難しいアプローチが残ったが、これをパターで1.8メートルに寄せて1パットパーで切り抜けて3アンダー69でホールアウト。単独首位のビル・ハース(米)に1打差の2位タイと、マスターズ連覇を果たしているジャック・ニクラウス(米/1965、66年)、ニック・ファルド(英/1989、90年)、タイガー・ウッズ(米/2001、02年)に続く2年連続グリーンジャケット獲得が十分可能な好位置につけた。

「マスターズは1年で一番緊張するトーナメント。いつも2〜3ホールは落ち着かないけど、今日は1番から落ち着いていた」と、王者の余裕をのぞかせたスコット。「バックナインは(プレーの)ペースが落ちて集中するのが大変だった。12番は大歓声の中で最悪のショットを打ってしまった。あのホールでクリークに入れたのは初めてだったけど、その後バーディが取れたから。努力して100%のエネルギーを出し切りたい」と笑顔で話し、連覇に自信をのぞかせた。

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