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R.ファウラー、オーガスタ自己ベストでVチャンス!

2014/04/13 10:07
R.ファウラー、オーガスタ自己ベストでVチャンス!

 

 リッキー・ファウラー(米)が4度目の挑戦にしてオーガスタでの自己ベストをマークし優勝戦線に浮上した。

 今年で第78回を迎えたシーズンメジャー初戦マスターズは現地時間12日、ジョージア州のオーガスタナショナルGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。この日26位タイからスタートしたファウラーが3日目にして大会キャリアベストとなる5アンダー67を叩き出し、通算3アンダー5位タイに浮上した。ちなみにこれまでの自己ベストは昨年第1ラウンドにマークした4アンダー68。

 飛躍の鍵を握ったのはコースに4つあるパー5ホールだ。ファウラーはこの日2番、8番、13番、15番すべてのパー5でバーディを奪い6バーディ(1ボギー)を量産。「パー5でアドバンテージを作らなきゃいけないのはわかっていた。でも、昨日まではそれが出来ていなかった」と予選ラウンドとの違いに言及した。前日までの2日間はパー5で3つしかバーディが獲れなかったが、その反省をこの日のプレーに生かした格好だ。

 魔物が棲むといわれるアーメンコーナーの11番、12番を無難にパーで切り抜けると、「スイッチが入った」13番からの4ホールで3バーディを奪い「あれ以上のプレーは出来ない。それくらい上出来だった」と攻めのゴルフでリーダーボードを駆け上がった。

 ホールアウトした時点ではトップとの差が5打あったが、バッバ・ワトソン(米/ジョーダン・スピースとともに通算5アンダー首位タイ)がスコアを落としたためその差は『2』にまで縮まった。マスターズ出場は4回目だが決勝ラウンドに60台をマークしたのはファウラーにとって初。メジャー初優勝を目指し勢いに乗って挑む最終日はパー5でいかにスコアを伸ばせるかが勝負の鍵を握ることになりそうだ。

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