2度のホールインワンも… 日本初のフットゴルフ大会が開催
一般社団法人日本フットゴルフ協会は、国内初となるフットボールゴルフ(通称:フットゴルフ)のイベント「第1回フットボールゴルフジャパンオープン」を、4月14日に栃木県宇都宮市のケントスゴルフクラブ&ケントスゴルファーズパークで開催した。
フットボールゴルフは、サッカー(フットボール)とゴルフが融合したスポーツで、サッカーボールの5号球を使い、ゴルフコースで9ホール、または18ホールをラウンド。2009年にオランダでルール化されると、2012年にはハンガリーで第1回ワールドカップが開催され、欧米を中心に既に30か国以上で親しまれており、現在、急速に普及している新スポーツだ。
元Jリーガーを含め総勢50名が参加した本イベントは、ケントスゴルフクラブのKINGコース9ホールを使用。フットボールゴルフでは通常、ゴルフコースのグリーンを使用しないため、今回は直径21インチ(約53センチ)のホールを、ラフやグリーン横などに設置し、ゴルフ競技と同様、パー3からパー5までの合計18ホール、パー72のセッティングで、晴天の春空の元、行われた。参加者全員がフットボールゴルフ初体験の中、ゴルフでは達成が難しいホールインワンが2回、アルバトロスが1回記録された。
本大会の実施に際し、サッカー漫画「キャプテン翼」の作者である高橋陽一氏は「欧米においてフットボールゴルフがポピュラーになってきたと聞いています。その競技が日本で楽しめる事自体大変嬉しく思います。サッカーやゴルフをされてきた人も、また、そうでない人もきっと一度はやってみたいと思われるのではないでしょうか。今後益々フットボールゴルフが発展することを楽しみにしています。今回急遽参加できなくなりましたが、第2回大会は必ず参加したいと思います」とコメントしている。
一般社団法人日本フットゴルフ協会は、フットボールゴルフの国内における競技の普及と発展を目的に2014年2月に発足。本来のゴルフ競技以外でのゴルフ場利用についてもゴルファーに理解を求めていく。5月には「第2回フットボールゴルフジャパンオープン」の開催も検討されており、詳細については協会ホームページ、公式Facebookページ、公式Twitterなどで告知予定。