ツアーニュース

最年少Vアマ勝は宮里藍、森田理香子と同組 国内公式戦初戦

2014/05/07 10:11
最年少Vアマ勝は宮里藍、森田理香子と同組 国内公式戦初戦

 

 15歳のスーパーティーンエイジャーが、大舞台で日本のエースと直接対決する。

 8日開幕の国内女子ツアー今季公式戦初戦、ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ(茨城県、茨城ゴルフ倶楽部 西コース)には、米女子ツアーを主戦場にする宮里藍、宮里美香の2人が一時帰国して参戦。より激しい戦いとなることが予想されるがここに割って入るのが、先月のKKT杯バンテリンレディスオープンでツアー史上最年少優勝を飾ったアマチュアの勝みなみ(鹿児島高1年)だ。

 予選ラウンドは、米ツアー9勝の藍と、昨季国内ツアー賞金女王の森田理香子と同組。現在高校1年生の勝だけに、やはり高校3年生のアマチュア時にツアーVを達成し、史上最年少でプロ転向、現在の女子プロブームの源となった藍とのラウンドは大きな意味を持つに違いない。現時点で高校卒業までプロになる気持ちはないことを断言しているが、それでも藍と一緒にプレーをするだけでなく、その気配を感じ言葉を交わす機会を得たことは、今後の方向性に大きな影響を与えることになるかもしれない。

 一方の美香は、昨年に続く参戦となる。日本人最高の単独7位となった2012年大会のプレーでヒントをつかみ、それが同年のセーフウェイ・クラシックでの米ツアー初優勝につながったと公言している美香。ツアー2勝目を模索する今、再び羽ばたくヒントを得ようと言う気持ちが強い。こちらは今季すでに米ツアー2勝の実力者アンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)、結婚後初の優勝を狙う横峯さくらとのペアリングとなった。

 また、アマチュアたちの優勝争いが注目された前週のサイバーエージェント レディスゴルフトーナメントで、最終日最終ホールでチップインイーグルを奪ってプロの意地を見せシーズン2勝目を挙げた一ノ瀬優希にも注目。昨年ツアー初優勝を果たし、今季さらに大きく羽ばたこうとしている一ノ瀬にとって、公式戦は一つの大きな目標になるはずだ。

 その他、一ノ瀬に敗れて、勝に続くアマチュアVを逃した17歳の森田遥(高松中央高3年)も参戦。尚、ディフェンディング・チャンピオンの茂木宏美は産休中のため出場しない。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. 最年少Vアマ勝は宮里藍、森田理香子と同組 国内公式戦初戦
×