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松山、粘り強いゴルフで一歩前進! 25位タイに浮上

2014/05/10 09:53
松山、粘り強いゴルフで一歩前進! 25位タイに浮上
1アンダー71で回り、25位タイに順位を上げた松山。(写真提供:Getty Images)

 

 “第5のメジャー”で松山英樹が粘り強いゴルフを続けている。

 米男子ツアーのフラッグシップ大会 ザ・プレーヤーズ選手権は現地時間9日、同ツアーの総本山フロリダ州のTPCソーグラスを舞台に第2ラウンドの競技を終了。29位タイからスタートした松山は3バーディ、2ボギーの1アンダー71にスコアをまとめ、通算3アンダーで25位タイへわずかながら順位を上げた。

 メジャー大会よりフィールドが厚いといわれる大会の賞金総額はなんと1,000万ドル(10億円強)。ツアー最高額の賞金を誇る大会で松山はときにショットを曲げながら、絶妙のリカバリーと武器のパットでしのぎ楽々予選をクリア。特にこの日は4、5メートルの微妙な距離をきっちりカップインさせパープレーペースを保つと、最終9番(10番スタート)パー5でアプローチを至近距離に寄せバーディフィニッシュ。明日に繋がる終わり方で決勝ラウンドでのチャージを予感させた。

 左手親指のケガの他にも体調面で不安を抱える松山だが、本番が始まってしまえばあそこが痛い、ここが痛いとは言っていられない。幸いグリーンのタッチはつかめている様子。ショートゲームでしのぐゴルフが出来れば、明日以降も希望が持てそう。

 第2ラウンドでノーボギーの6アンダー66をマークして通算11アンダーにスコアを伸ばし、単独トップのマーティン・カイマー(独)に1打差に迫った同世代のジョーダン・スピース(米/単独2位)には負けていられない。松山の勝負はこれからだ。

 尚、ウェイティング(補欠)の1番手だった石川遼は、欠場者が出なかったため出場を逃している。

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