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宮里聖志、谷口、矢野らが全米オープン出場権ゲット!

2014/05/27 12:17
宮里聖志、谷口、矢野らが全米オープン出場権ゲット!

 

 国内男子ツアー今季シード権を失った宮里家の長男、聖志が大一番への出場権を獲得した。

 第114回 全米オープン(現地時間6月12〜15日/ノースカロライナ州パインハーストNo.2)への切符を争う最終予選のうち、日本と英国を舞台にした2つが26日に行われた。

 奈良国際ゴルフ倶楽部(奈良県)で開催された日本地区最終予選では、6つの枠を47人が争ったが、途中半数近くの選手が棄権。36ホールを終了した25人のうち、通算9アンダーのリャン・ウェンチョン(中)、通算8アンダーの宮里聖志、谷口徹、李京勲(韓)の4人がまず本戦出場を決めた。

 残る2つの枠を巡って、通算6アンダー5位タイで並んだ矢野東、デビッド・オー(米)、谷原秀人、山下和宏の4人がサドンデスのプレーオフに突入。全員パーセーブした1ホール目の後、2ホール目でバーディを奪ったオーがまず勝ち抜け、同じホールでボギーを叩いた山下が脱落した。最後の本戦切符1枚は、矢野と谷原の2人がさらにプレーオフで争うことに。

 3ホール目は2人揃ってボギー。4ホール目はともにバーディ、5ホール目はパーで譲らず、戦いは6ホール目にもつれ込む。プレーオフ2度目の3番パー3。ここでバーディを奪った矢野が死闘に決着をつけ、全米オープンへの出場を決めた。

 一方、同日に英ウォルトンヒースGC(ニューコース、オールドコース)で開催された英国地区最終予選には105人が挑み、14枚の切符を争った。

 36ホールを通算8アンダーでプレーし、単独首位で本戦にコマを進めたのは、前日まで行われた欧州ツアーのフラッグシップ大会、BMW PGA選手権で優勝争いを繰り広げ、ローリー・マキロイ(北アイルランド)に1打及ばず単独2位に終わったシェーン・ロウリー(アイルランド)だ。通算7アンダー2位タイにサイモン・グリフィス(英)、ニコラス・ファース(スウェーデン)、ガース・モルロイ(南ア)の3人が入り、通算5アンダー5位タイまでの計10人がまず出場権を獲得。通算4アンダー11位タイの6人がプレーオフを繰り広げ、1ホール目のバーディで勝ち抜けたオリバー・フィッシャー(英)ら3人と、2ホール目で9メートルのバーディパットを沈めたトム・ルイス(英)が残る4つの枠を手に入れた。

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