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井戸木シーズンベスト更新 優勝はT.パーニスJr.

2014/06/02 10:10
井戸木シーズンベスト更新 優勝はT.パーニスJr.

 

 尻上がりに調子を上げた井戸木鴻樹がシーズンベストを更新した。

 米チャンピオンズツアーのプリンシパル・チャリティ・クラシックは現地時間1日、アイオワ州ワコンダCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。2日目を終え39位タイにつけていた井戸木は出だし直後の2番パー3でティーショットをラフに打ち込みパーセーブに失敗したものの、その後安定したゴルフで3つのバーディを奪って2アンダー70でホールアウト。通算4アンダーはデビッド・フロスト(南ア)、ロジャー・チャップマン(英)らと並び22位タイで3日間の競技を終了した。

 昨年日本男子初のメジャーチャンピオン(シニアPGA選手権優勝)に輝いた井戸木だが、今季はここまで開幕戦の三菱エレクトリック チャンピオンシップ at フアラライの30位タイが最高と苦しい戦いが続いていた。今週も初日は52位タイと出遅れたが、2日目に久々の60台(69)をマークし浮上すると、最終日もスコアを伸ばし今季初の20位台でのフィニッシュを達成した。

 優勝争いは混戦のまま終盤まで進み、ルーキーのダグ・ガーウッド(米)とトム・パーニスJr.(米)が通算12アンダーで並んだため、2人によるプレーオフを敢行。サドンデス2ホール目でバーディを奪ったパーニスJr.が昨年の3M選手権以来のツアー通算3勝目を達成しトーナメントは幕を閉じた。

 1打差の3位タイにマイケル・アレン(米)、マーク・カルカベッキア(米)、ジェイ・ハース(米)、ビル・グラッソン(米)が入り、通算10アンダー単独7位にジョー・デュラント(米)。トム・レーマン(米)は通算9アンダーでボビー・クランペット(米)と並び8位タイに終わっている。

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