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45歳手嶋が7年ぶりの栄冠! 小田は終盤3ホールに泣く…

2014/06/08 16:44
45歳手嶋が7年ぶりの栄冠! 小田は終盤3ホールに泣く…

 

 45歳の手嶋多一が7年ぶりにウィナーズサークルに戻ってきた。

 国内男子ツアーの今季公式戦初戦 日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯は8日、兵庫県のゴールデンバレーゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日トップに躍り出た手嶋が1つスコアを伸ばし、通算9アンダーで2007年のカシオワールドオープン以来となるツアー通算7勝目を飾った。

 7年ぶりの勝利への道は決して平坦ではなかった。この日出だし2ホール連続バーディと最高のスタートを切った手嶋だが8番、10番でボギーを叩き、1打差2位タイから出た小田孔明にトップを譲り渡してしまう。12番終了時点で2打差。それでもここからベテランらしい粘りを見せると、最後は根負けした小田が14番から3ホール連続ボギーを叩いて手嶋の勝利が決まった。公式戦Vは01年の日本オープンゴルフ選手権競技以来2度目。

 以下上位陣は、通算8アンダー2位タイに小田と李京勲(韓)、通算5アンダー単独4位に前週「〜全英への道〜ミズノオープン」を制した張棟圭(韓)、通算4アンダー5位タイに宮里優作と金亨泰(韓)が入った。初日首位発進の2010、12年大会覇者 谷口徹は2つスコアを伸ばして、この日のベストスコア「66」をマークした宮本勝昌と並ぶ通算3アンダー7位タイでフィニッシュしている。

 また、初日好スタートを切りながら2日目、3日目と低迷していた09年大会チャンピオンの池田勇太は、4アンダー68の会心のラウンドで通算1オーバー。14位タイで4日間の競技を終え、ホストプロとしての面目躍如を果たした。

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