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難コースに最終予選突破の日本勢が悲鳴!

2014/06/12 10:34
難コースに最終予選突破の日本勢が悲鳴!

 

 セクショナル・クォリファイ(最終予選)を突破して第114回 全米オープンに挑む日本勢3人が、タフなコースセッティングに悲鳴を上げた。

 名匠ドナルド・ロスが設計し、マスターズ2勝のベン・クレンショー(米)が改修にかかわったパインハーストNo.2(ノースカロライナ州)を舞台に、現地時間12日に開幕する全米オープン。谷口徹、矢野東、宮里聖志の3人は、日本で行われたセクショナル・クォリファイから本戦にコマを進めて現地入りしたが、練習ラウンドをこなせばこなすほど、その難しさを思い知らされている。

 まずは全米オープン史上2番目に長い7,562ヤードという距離。これでパー70の設定なのだから、苦しいのは当たり前だ。大会名物でもある長いラフが姿を消し、フェアウェイなみに短く刈られているのも、飛ばし屋には有利。その分、飛距離でアドバンテージを取れない日本勢を追い詰めている。

 第2打で短いクラブが持てないところにきて、アンジュレーションがきつく、お椀の裏側のようなグリーン。その周辺はツルツルで、芝目も奥に向かって順目となっているため、ボールが止まらない。必然的にアプローチで拾うケースが増えることになるが、当然のことながらこれも難しい。

 パターやロングアイアン、ウッドなどの転がしアプローチでコース攻略法を探った3人だが、聞こえてくるのはため息ばかり。大一番にはなりふり構わず臨むしかないようだ。

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