ツアーニュース

松山、難コースでも見せた自信「スイングが良ければ」

2014/06/12 11:10
松山、難コースでも見せた自信「スイングが良ければ」
大会2日前に練習Rを行った松山。難コースにも「ショットが良ければ」と自信を見せている。(写真提供:Getty Images)

 

 松山英樹がマイペースで自信をもって大一番に臨む。

 帝王ジャック・ニクラウス(米)がホストを務めるザ・メモリアル・トーナメントで米男子ツアー初優勝を飾ってからわずか11日後(現地時間12日)に開幕する第114回 全米オープン(ノースカロライナ州パインハーストNo.2)に挑む松山は、1週間の休養と調整もあって元気いっぱいだ。

 大会2日前には1番から9ホールの練習ラウンドを敢行した。全米オープンではおなじみの深いラフがなくフェアウェイに近い状態に芝が刈り込まれたコースセッティング。全長7,562ヤードは2008年のトリーパインズGC南C(カリフォルニア州)に次ぐ距離のある全米オープンとなる。トリーパインズがパー71だったのに対し今回はパー70。その分グリーンをとらえるのは難しくアプローチがカギを握ることになる。当然転がしのアプローチを試みる選手が増えるのだが、松山はこれをすることなくいつものようにウェッジでのアプローチに専念して9ホールを終えた。

 ザ・メモリアル・トーナメントのプレーオフで撃破した相手であるケビン・ナ(米)と、日本ツアーでのおなじみの金亨成(韓)と一緒の練習ラウンドでも屈託のない表情を見せた松山。「スイングが良ければボールは飛ぶし止まる。アプローチも同じだと思います」と言い切り、優勝確率40/1というブックメーカーのオッズを裏付ける自信を見せている。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. 松山、難コースでも見せた自信「スイングが良ければ」
×