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谷口50位タイ健闘! 矢野&聖志は出遅れ

2014/06/13 09:35
谷口50位タイ健闘! 矢野&聖志は出遅れ

 

 日本勢が必死の戦いを続けている。

 第114回 全米オープン(ノースカロライナ州パインハーストNo.2)には、米ツアーを主戦場にする松山英樹以外に3人の日本人選手が参戦している。日本で行われたセクショナル・クォリファイ(最終予選)を突破した谷口徹、矢野東、宮里聖志の3人だ。

 現地時間12日に行われた第1ラウンドは、揃って午後スタート。硬くなってきたグリーンと、強い風に四苦八苦。それでも9度目の大会出場となるベテランの谷口は粘り強くプレーした。10番からスタートして11番でボギーが先行したものの、14番で初バーディを奪取。17番ボギー、ハーフターン後の2番ダブルボギーが痛かったが、全米オープンの難しさを知っているだけにその後も忍耐強くコースに立ち向かった。

 3番からパープレーを3ホール続けると、6番パー3でバーディを奪い返して2オーバー72フィニッシュ。単独首位のマーティン・カイマー(独/5アンダー65)とは7打差だが、2位以下は混戦模様の中、ディフェンディング・チャンピオンのジャスティン・ローズ(英)、ミゲール・A・ヒメネス(スペイン)らと並ぶ50位タイにつけている。

 一方、3度目の出場となる矢野は終盤で落とし穴にはまってしまった。10番、14番、18番と前半(インスタート)だけで3つのボギーを叩いたが、丁寧なプレーを続け5番パー5で初めてのバーディを奪う。しかし6番パーの後、7番パー4でまさかのダブルパー『8』を叩いてしまった。これで一気6オーバー。気落ちしたのか最終9番もボギーで終え、7オーバー77は134位タイ。途中まで踏ん張っていただけに、何とももったいない順位で初日の競技を終えている。

 また、大会初出場の宮里はメジャーの洗礼をしっかりと浴びてしまった。1番ボギーでつまずくと、3番でダブルボギー。さらに4番からの5ホールで4ボギーを喫して、前半終了時点で7オーバー。午前中と違い乾いてきたグリーンにしっかりとボールをヒットすることができず、バックナインも10番、15番でボギーを叩くと、とどめは16番パー4で犯したこの日2つ目のダブルボギー。11オーバー81は出場156選手中154位と大きく出遅れた。

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