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谷口、ワーストスコアで最下位へ転落

2014/06/15 09:26
谷口、ワーストスコアで最下位へ転落

 

 全米オープン9度目の挑戦にして2度目の予選突破を決めた谷口徹だったが、ムービングデーにワーストスコアを叩いて後退を余儀なくされた。

 現地時間14日に行われた今季メジャー第2戦の第114回 全米オープン第3ラウンド。日ごとに下が乾き堅さを増すパインハーストNo.2(ノースカロライナ州)相手に、谷口は出だしの1番こそパーで切り抜けたが、2番のボギーからボギーとダブルボギーを連発。バーディは1つも奪えずボギー7つ、ダブルボギー4つ、トリプルボギー1つを叩いて44-44の18オーバー88の大誤算。これまで経験したことのないような大叩きで通算23オーバーまでスコアを落とし、予選を突破した67人中最下位の単独67位まで順位を下げた。

 カットラインぎりぎりの60位タイながら2010年以来4年ぶりに予選をクリアし「ショットは良い」と手応えを口にしたベテランだったが、決勝ラウンドでの巻き返しを誓いながら最難関の呼び声が高いパインハーストNo.2を前になす術もなく撃沈した。

 谷口同様、日本で行われたセクショナル・クォリファイ(最終予選)を突破し出場権を得た矢野東と宮里聖志もコースの罠にハマり予選ラウンドで無念のブービー、ブービーメーカーという不本意な成績に終っているだけに、谷口には最終日1つでも順位を上げ最下位脱出を計ってもらいたい。

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