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R.ファウラー『67』でメジャー初Vチャンス到来!

2014/06/15 10:26
R.ファウラー『67』でメジャー初Vチャンス到来!

 

 米ツアー屈指の人気を誇るリッキー・ファウラー(米)にメジャー初優勝のチャンスが巡って来た。

 第114回 全米オープンは現地時間14日、ノースカロライナ州のパインハーストNo.2を舞台に第3ラウンドの競技を終了。難コースに手を焼き大叩きを演じる選手が続出する中、予選ラウンドを松山英樹と同じ組で回ったファウラーが5バーディ、2ボギーの3アンダー67とこの日のベストスコア(タイ)をマーク。通算3アンダーとし前日の14位タイから首位を快走するマーティン・カイマー(独)に5打差の2位タイに浮上した。

 同じく2位タイに予選会から出場権をつかんだエリク・コンプトン(米)がつけているが、スコア提出順で最終日はファウラーがカイマーとともに最終組を回ることが決まった。

 実はファウラーにとって永遠のアイドルが1999年に今回と同じパインハーストNo.2で行われた全米オープンを制した後、不運の飛行機事故でこの世を去ったペイン・スチュワート(米)。尊敬する先達の足跡を全米期待のファウラーが踏襲出来るかに注目が集まっている。

 昨年の12月ブッチ・ハーモン氏に師事して以降16試合に出場し7試合で予選落ちを喫しているが、今春のマスターズではメジャー自己ベストの5位タイに食い込んだ。本人いわく「4大メジャーで優勝争いが出来たら、他のトーナメントがどうでもあまり気にならない。それくらいメジャーに照準を合わせているんだ」。

「ティーショットは良くなかったけれどアイアンが切れていた。ショートアイアンも良かった」と手応えを口にしたファウラーは明日、カイマーとの5打差を埋めなければならない。厳しい戦いになりそうだが、アメリカ人としてもっとも欲しい自国のオープンタイトルを目指し、日本の血を引く(母方の祖父が日系2世/本人のミドルネームは『ゆたか』)若武者が躍動する?!

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