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R.ファウラー健闘も圧勝のM.カイマーに脱帽

2014/06/16 10:25
R.ファウラー健闘も圧勝のM.カイマーに脱帽

 

 メジャー自己ベストを更新したリッキー・ファウラー(米)が優勝したマーティン・カイマー(独)を絶賛した。

 第114回 全米オープンは現地時間15日、ノースカロライナ州パインハーストNo.2を舞台に最終ラウンドの競技を行い、首位に5打差の2位タイからスタートしたファウラーはダブルボギーが先行する苦しいラウンドながら後半2連続バーディを奪うなど2オーバー72にスコアをまとめ、通算1アンダー2位タイに食い込んだ。

 大会を主催する全米ゴルフ協会(USGA)は常々、優勝スコアをイーブンパーに想定したコースセッティングを行っているため、スコア的にはファウラーが優勝でもおかしくないのだが、今週はひとりずば抜けていた選手がいた。

「彼だけ違うコースを回っていた」とファウラーが言う“彼”とは、初日からトップを守り大会史上8人目の完全優勝を飾ったカイマー。元世界No.1(2011年2月28日から4月25日)の危なげないゴルフに脱帽したファウラーだが、それでも「4大メジャーで優勝争いをする」という今季の目標の半分はマスターズ5位タイ、今大会2位タイに入って達成された。

 母方の祖父が日系2世でミドルネームは『ゆたか』。日本と所縁のあるツアー屈指の人気者ファウラーの次なるメジャーでの戦いが楽しみになってきた。

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