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横峯、会心のゴルフで7位タイ浮上! 常駐組まさかの全滅

2014/06/21 10:38
横峯、会心のゴルフで7位タイ浮上! 常駐組まさかの全滅
国内組の横峯が会心のゴルフでトップ10に浮上した。(写真提供:Getty Images)

 

 新婚の横峯さくらが優勝戦線に浮上した。

 史上初めて男女が同じコースを舞台に2週続けて開催されることで話題の第69回 全米女子オープンは現地時間20日、ノースカロライナ州パインハーストNo.2を舞台に日没サスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を終了。

 史上最多12名が参戦する予選ラウンドを終え、日本勢は明暗を分けることに。第1ラウンド、47位タイと出遅れた横峯がこの日は難コース相手に好調なショットと絶妙なパットで1イーグル、2バーディ、2ボギーの2アンダー68をマーク、通算2オーバーまでスコアを伸ばし、単独首位に浮上したミッシェル・ウィー(米/通算4アンダー)に6打差ながら7位タイにつけ決勝ラウンドでのチャージに期待を持たせた。

 また今季国内ツアー2勝で波に乗る成田美寿々が5バーディ、3ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー70にスコアをまとめ、通算6オーバー28位タイで楽々予選をクリア。昨年の国内ツアー賞金女王・森田理香子はスコアを5つ落としたものの通算8オーバー50位タイで決勝ラウンド進出を決め、国内の予選会を勝ち上がった16歳の橋本千里(ルネサンス豊田高1年)が通算9オーバーと57位タイとカットラインぎりぎりながら残り2日戦う権利を得た。

 しかしその他の日本勢はスコア&順位を伸ばせず。特にメジャーに思い入れの深い米ツアー常駐組の苦戦が目立ち有村智恵が通算11オーバー79位タイ、上原彩子が通算12オーバー88位タイ、宮里藍が通算13オーバー98位タイで予選落ち。メジャーでの実績がある宮里美香も初日の出遅れを取り戻せず通算17オーバー131位タイの下位に終った。

 スポット参戦組は渡邉彩香がカットラインに1打足りない通算10オーバー72位タイで涙をのみ、吉田弓美子が通算12オーバー88位タイ、城間絵梨と穴井詩が通算13オーバー98位タイでそれぞれ予選敗退が決まっている。

 上位は4年ぶりの栄冠を狙うアメリカ勢が大健闘。2日連続2アンダー68をマークしたウィーが単独トップに立ち、メジャー2連勝を目指すレクシー・トンプソン(米)が通算1アンダー単独2位につけ、クラフト・ナビスコ選手権の優勝争いを彷彿とさせる展開となっている。

 しかし初日のトーナメントリーダー、ステイシー・ルイス(米)はスコアを3つ落とし通算イーブンパー。エイミー・ヤン(韓)、アマチュアのイ・ミンジ(豪)と並ぶ3位タイに後退した。

 また2年前の今大会チャンピオン、チェ・ナヨン(韓)が通算1オーバー単独6位の好位置につけ、初日出遅れていたディフェンディング・チャンピオンのインビー・パーク(韓)が通算7オーバーでリディア・コ(ニュージーランド)らと並び38位タイで決勝ラウンド進出を決めた。

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