連覇狙うJ.ブリクストが単独首位！　上位は3差以内に30人の混戦

　連覇を狙うジョナス・ブリクスト（スウェーデン）が好スタートを切った。

　米男子ツアーのザ・グリーンブライヤー・クラシックは現地時間3日、ウェストバージニア州のザ・オールド・ホワイトTPCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。2013年大会覇者ブリクストが初日から6アンダー64の好スコアをマークして単独首位に立っている。

　この日のブリクストは前半から3連続を含む6バーディ（1ボギー）と大きくスコアを伸ばすことに成功。後半はやや失速したがそれでも1バーディ、1ボギーで迎えた6番パー4では、175ヤードのアプローチショットをピン側1メートルにつけるスーパーショットでこのホールをバーディとして「64」の好発進につなげた。

　だが後続も混戦模様だ。1打差の2位タイにクリス・カーク（米）、D.A.ポインツ（米）ら8人、2打差の10位タイにスティーブ・ストリッカー（米）、ケビン・ナ（米）、ベ・サンムン（韓）ら8人、さらに1打遅れて18位タイにはキーガン・ブラッドリー（米）、パトリック・リード（米）、ベン・カーティス（米）、チャールズ・ハウエルIII（米）ら13人が控えており、首位から3打差以内に30人がひしめき合っている。

　共にマスターズチャンプのバッバ・ワトソン（米）＆アンヘル・カブレラ（アルゼンチン）は2アンダー68の31位タイ。今季3勝で現在フェデックスポイントランキングトップ、今大会のパワーランク（優勝予想）でも1位に予想されていたジミー・ウォーカー（米）はイーブンパー70の71位タイとバーディ合戦からはやや出遅れた。

　また、ジ・オープン・クォリファイイング・シリーズ（OQS）の一戦に数えられている今大会は12位タイまでの選手のうち、まだ全英オープン（17〜20日／英国、ロイヤル・リバプールGC）の出場権を持っていない上位4人が本戦切符を獲得することが出来る。現時点では2位タイにつけるジェームス・ハーン（米）、ジェイソン・ボーン（米）、ジョー・デュラント（米）らが最有力だが最後に切符をつかむのは果たして？