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全英に挑む塚田「『戦っているな』というところでやれれば」

2014/07/07 17:15
全英に挑む塚田「『戦っているな』というところでやれれば」
3度目の全英オープンに新しいギアで挑む塚田。(写真撮影:ISM)

 

 ピンゴルフジャパン(株)は7日に2015年モデルの新製品発表会を開催。同社契約プロの塚田好宣が来たる全英オープン(現地時間17日開幕、英ロイヤル・リバプールGC)への意気込みを語ってくれた。

 2004年、2008年に続き今回で3度目の全英挑戦となる塚田。過去2大会は予選落ち。「普段、ひとつの大会に照準をあわせることはしない」というが、今回は結果出したいという思いから、3月のアジア最終予選で最後の椅子を4人プレーオフで勝ち取って以来、全英に向け取り組んできた。

 塚田は東海大学を中退後、米国に渡り陸軍士官学校へ飛び込んだ経歴を持つ。その後豪州でプロ転向、1999年に日本でプロテストに合格した。アジアンツアーなどでも戦いながら日本のシードを獲得していることから「海外慣れ」しているかと思いきや、やはりメジャーの雰囲気は違うという。それでも「(はじめてメジャーに挑戦してから)10年経ち、昨年は全米オープンにも出て、だいぶメジャーの雰囲気にも慣れてきた。今回は自分のペースでできるのではないかと思っている」と話す。

 尚、塚田はこの日発表された新製品「G30シリーズ」(9月5日発売)のドライバー、3Wを全英で使用予定。新製品のウッドクラウンには「タービュレーター」という新機能が搭載され、クラウン後方部の空気抵抗を軽減。スイングを変えることなくヘッドスピードを上げることが可能だ。塚田も平均で4、5ヤード飛距離が伸びたという。また全英オープンはフェアウェイが固いことからアイアンも、これまでのソールが広めのものから「S55」にチェンジした。

 そんな塚田の全英での目標は「『戦っているな』、という感じのところ(順位)でやれれば…」。塚田はまずは9日に練習のためにタイに飛び、12日に英国に入るとのこと。44歳、3度目の挑戦に期待したい。

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