C.モンゴメリー伸び悩みも首位守る　日本勢は全滅

　5月のシニアPGA選手権に続く米チャンピオンズツアーメジャー2勝目を目指すコリン・モンゴメリー（スコットランド）が単独トップの座をキープした。

　同ツアーの今季メジャー第4戦、全米シニアオープンは現地時間11日、オクラホマ州のオーク・ツリー・ナショナルを舞台に日没サスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を行った。第1ラウンドで『65』の好スコアをマークしトーナメントをリードしたモンゴメリーは2バーディ、2ボギーのイーブンパー71とスコアを伸ばせなかったものの、初日の貯金にものを生かして通算6アンダー単独首位。単独2位につけるスコット・ダンラップ（米）に1打差をつけ快走している。

　一方、コンステレーション・シニアプレーヤーズ選手権を制覇し今大会でメジャー2連勝を目指すベルンハルト・ランガー（独）もじわり前進。2日連続2アンダー69をマークし、通算4アンダーはモンゴメリーに2打差と迫る3位タイ。同じく3位タイにジーン・ソアーズ（米）がつけ、レギュラーツアーでメジャー3勝のビジェイ・シン（フィジー）が通算2アンダー単独9位。

　初日出遅れた日本勢は、頼みの井戸木鴻樹が9オーバー80を叩く大誤算。1バーディ、8ボギー、1ダブルボギーと乱れ、通算12オーバーはカットラインに5打足りず予選落ち。奥田靖己も2日連続80超え（85-82）で予選落ち（通算25オーバー）が決定した。

　また室田淳は棄権を表明している。