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タイガー、P.ミケルソン… 前向き発言のワケは?

2014/07/19 06:30
タイガー、P.ミケルソン… 前向き発言のワケは?

 

 米男子ツアーのシーズンメジャー第3戦、第143回 全英オープンは現地時間18日、英国のロイヤル・リバプールGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。ローリー・マキロイ(北アイルランド)が2日連続『66』の好スコアをマークし通算12アンダーで独走態勢に入った。

 そんな中、腰の手術からの復帰2戦目となるタイガー・ウッズ(米)は苦しいゴルフを強いられ5オーバー77を叩いて通算2オーバー。初日の10位タイから56位タイに急降下しカットラインぎりぎりでの予選クリアとなった。

 単独トップのマキロイには14ストロークも離されているが、本人は「まだわからない」と前向き。それは2006年、同じロイヤル・リバプールGCで行われた全英で圧勝を飾った経験から来る自信のあらわれで、「99年にポール・ローリーが優勝したときは確か決勝ラウンドで10打差を引っくり返している。明日、あさってにスコアを伸ばせれば、そういう展開がないとは限らない」と口にした。

 一方、初日『74』を叩いて84位タイに沈み予選落ちの危機に立たされていたディフェンディング・チャンピオンのフィル・ミケルソン(米)は、この日2アンダー70にスコアをまとめ通算イーブンパー31位タイで決勝ラウンド進出を決めると、こちらも「週末の天候次第では連覇の可能性がある」と断言したのだ。

「風が吹けば今上位に居る選手でも5、6、7オーバーを叩くケースが出てくるだろう。そこで我慢してパープレーを続ければ日曜日に面白いことになるだろう」とミケルソン。最終ホールをバーディで締めくくり「イーブンパーに戻せたのは大きかった。勝負はこれから」と元祖天才レフティは気合いを入れ直す。

 まずは明日のムービングデー、2人のビッグネームが上位との差をどこまで詰められるかに注目したい。

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