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タイガー好発進、期待の松山は28位タイスタート

2014/08/01 09:44
タイガー好発進、期待の松山は28位タイスタート
9位タイスタートのタイガー。大会9勝目に向け順調な滑り出しを見せた。(写真提供:Getty Images)

 

 大会9度目の優勝、そして連覇を目指すタイガー・ウッズ(米)が好スタートを切った。

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズ第3戦のブリヂストン招待は、オハイオ州のファイアーストーンCCを舞台に現地時間7月31日に第1ラウンドの競技をスタート。タイガーが2アンダー68をマークしてトップと4打差の9位タイと順調な滑り出しを見せた。日本勢は松山英樹がイーブンパー70で28位タイ発進。丸山大輔は3オーバー73で55位タイ、竹谷佳孝は4オーバー74で61位タイと出遅れた。単独首位は6アンダー64で回ったマーク・リーシュマン(豪)。

 ディフェンディング・チャンピオンのタイガーは、1番でボギーを叩くと2番ですぐにバーディを獲りスコアをイーブンに。その後は3バーディ、1ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで前半をイーブンパーで折り返した。後半に入ると10番、16番でバーディを奪取した以外は全てパー。18番ではティーショットを左のラフに曲げ、セカンドもグリーン右奥の難しい位置につけたが、しっかりパーをセーブし2アンダー68で9位タイと大会V9に向け好位置につけた。

 今季のタイガーは背中の手術で約3か月欠場し大会出場はわずか5試合。シーズン最高位もWGC-キャデラック選手権の25位タイと昨季のプレーヤー・オブ・ザ・イヤーとしては寂しい成績だ。それがたたりフェデックスカップ・ポイントランキングは合計45ポイントの215位とプレーオフ出場に必要なトップ125まではほど遠い。

 現在ボーダーライン上にいるチャーリー・ベルジャン(米)とニック・ワトニー(米)はそれぞれ合計403ポイント。この大会で勝てば550ポイントを獲得し、一気にプレーオフ出場圏内となるだけに得意のファイアーストーンで復活劇を見せたい。

 日本勢に目を向けると松山が3バーディ、3ボギーのイーブンパー70でラウンドして28位タイ。フェアウェイキープ率、パーオン率ともに50%とショットの精度を欠いたが、ビッグイベントでのツアー2勝目に向けまずまずのスタートを切った。一方で丸山は3バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの3オーバー73で55位タイ、日本ゴルフツアー選手権優勝の竹谷は3バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの4オーバー74で61位タイと出遅れ気味。この大会に予選落ちはないが上位進出には2日目以降の巻き返しが必要だ。

 その他、首位発進のリーシュマンに1打差の5アンダーにライアン・ムーア(米)とチャール・シュワーツェル(南ア)、ジャスティン・ローズ(英)がつけ、全英オープン単独2位のリッキー・ファウラー(米)が3アンダー67で5位タイ。その全英オープンを制覇したローリー・マキロイ(北アイルランド)は1アンダー69とアダム・スコット(豪)らとともに14位タイスタートとなっている。

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