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N.ワトニーが“裏”大会でトップ発進! 今田は78位タイ

2014/08/01 11:35
N.ワトニーが“裏”大会でトップ発進! 今田は78位タイ

 

 今季不調のニック・ワトニー(米)が会心のゴルフでスタートダッシュに成功した。

 米男子ツアーのバラクーダ選手権は現地時間7月31日、ネバダ州のモントリューG&CCを舞台に第1ラウンドの競技を行い、ワトニーがノーボギー、9バーディの9アンダー63で回って18ポイントでトップに立った。日本勢で唯一出場している今田竜二は4ポイントで78位タイと出遅れている。

 今季ここまでトップ10入りがなかったワトニーだが、アグレッシブに攻めるゴルフが優位となるステーブルフォード方式(アルバトロス=8点、イーグル=5点、バーディ=2点、パー=0点、ボギー=−1点、ダブルボギー以下=−3点)を最大限に活用。この日はショット、パットともに好調で3連続バーディ2回を含む9個のバーディを量産した。

 2011年のプレジデンツカップ米国メンバーでこれまでツアーで通算5勝を挙げているワトニーだが、今季はフェデックスカップのポイントランキングで124位と低迷。09年からは同週開催のWGC-ブリヂストン招待でプレーしており“裏”大会であるこのトーナメントへの参戦は6年ぶりだ。

 大会前は「(ブリヂストン招待開催地の)アクロンにいたかったけど、この大会を楽しんで最高の結果を出せるようにしたい」と複雑な心境を吐露。初日はワトニーが望む最高の結果に向けベストポジションにつけただけに2日目以降のプレーも注目される。

 日本勢でただ一人プレーしている今田は3バーディ、2ボギーで4ポイント。78位タイにつけた。現在は下部ツアーを主戦場にしており、今季のレギュラーツアーはこれが8試合目。レギュラーツアー復帰を成し遂げるためにも層の薄いこの大会で上位進出を果たしたいところ。2日目以降の巻き返しが期待される。

 その他、全米オープン歴代王者のジェフ・オギルビー(豪)が16ポイントで2位タイ、パドレイ・ハリントン(アイルランド)が10ポイントで22位タイにつけている。

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